東京都健康長寿医療センターは、長寿社会を健やかに過ごすための指針である『新健康長寿ガイドライン』で「健康長寿のための12か条」を提言しました。

その第1条に「食生活 いろいろ食べて、やせと栄養不足を防ごう!」

、第2条に「お口の健康 口の健康を守り、かむ力を維持しよう!」と記しています。

とくに、高齢期は「フレイル」を予防していくことが重要であると述べています。

   フレイルとは徐々に心身が弱り要介護に近づくことですが、栄養不足になり筋力が衰え(サルコペニア)、運動機能が低下し、社会参加が減ることで老化が早まることがわかってきました。

食事の量が減るとエネルギー量や体の細胞をつくっているたんぱく質が不足します。

同医療センターは、BMI(体重÷身長÷身長)が20以上、アルブミン値(肉、魚、大豆などのたんぱく質からつくられる成分)が4.0g/dl以上を維持することを提言し、肉を食べる事、良質なたんぱく質を摂取することが健康長寿に不可欠であり、「低栄養」は要介護や死亡のリスクを上げることになると説明しています。

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