皆さんは、お祈りをされたことがありますか?
そして、どんな時に祈りますか?
苦しい時。
叶えたい願いがある時。
大切な人の幸せを願う時。
人が祈る理由は、それぞれ違うと思います。
私は、「祈る」ということは、自分の望みを鮮明に認識することでもあると思っています。
静かに自分自身と向き合って、「自分は本当は何を求めているのか」
その答えを探していく。
そして繰り返し祈りながら、その願いを自分の中で確認し、少しずつ洗練していく。
祈りには、そんな意味もあるのです。
祈りは「何かにすがること」ではない
「祈り」というと、神様におすがりするようなイメージを持つ人もいると思います。
信仰心がないから祈らないという人もいれば、
「叶わなかったら失望するから、最初から祈らない」という人もいるでしょう。
それ以前に、お祈りそのものを胡散臭いと思う人もいるかもしれません。
でも私は、祈りとは単に何かにすがって、願いを叶えてもらうことではないと思っています。
自分の経験や想像だけでは届かない可能性に向かって、扉を開こうとすること。
それも祈りの一つです。
たとえ今の状況がどれほど辛く、過酷なものだったとしても、
「ここから救われたい」
「この状況を変えたい」
そう心から祈った瞬間、自分自身はすでに問題の出口へ向かって歩き始めています。
大きな願いでも同じです。
祈ったからといって、翌日に突然すべてが叶うわけではありません。
その願いに向かって、コツコツと小石を積み上げるように歩み始める。
私は、それが祈りの持つ大切な力の一つだと思っています。
祈ることで、自分の本心が見えてくる
本気で何かを祈っていると、
「私は、本当にこれを望んでいるのだろうか?」
「なぜ、これを叶えたいのだろう?」という問いも出てきます。
そして時には、「なんとなく、叶わない気がするな」という感覚が残ることもあります。
でも、それも大切な気づきです。
なぜそう感じるのか。
何が自分の中で引っかかっているのか。
そこを見つめていけば、前へ進むための手がかりが見つかることがあります。
祈っている時は、自分自身に嘘をつくことができません。
だからこそ、
自分に正直であるために。
自分の魂に忠実であるために。
祈る時間は、とても大切なものだと私は思っています。
祈りとは、ただ願いを口にすることではありません。
自分は何を望んでいるのか。
どんな人生を歩みたいのか。
静かに自分自身へ問いかける時間でもあるのです。
もし今、何かに迷っているのであれば、
「私は、本当はどうなりたいのだろう?」と、一度静かに自分へ問いかけてみてください。
そこから、祈りは始まります。
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