私は元来ひとりが好きみたいです。

ひとり上手と呼ばないで(´艸`*)

こういったよくしゃべる仕事をしていると

お友達が多いように思われがちですが、

実は居ません。

心優しい彼としかLINEはしていませんし

人見知りも激しく孤独癖もあります。

子供の頃からひとり遊びが好きでした。

テレビやお絵描きが好きな子供でした。

ちょっと風変わりな子供だったことは

確かで、親からも可愛がられなかったです。

親から愛されない親から生まれた私は

やはり愛されなかった。それだけのことです。

養護施設から高校を出て国から貰った

10万円を握りしめて上京しました。

それからはずっと孤軍奮闘の日々でした。

たくさん夢も見ましたが、

それ以上にたくさん裏切られました。

ずっと心の状態は悪かったと思いますが、

生きるのが精いっぱいでそんな事にも

気づかなかったのです。むしろ

それが良かったのかな?私の場合。

あまりにも孤独(ひとり)な暮らしが

長かったせいで誰かと一緒に暮らしたりは

苦手になってしまいました。

今の彼はご実家に居て、ご両親と仲良くして

いるので程よい距離感で付き合って居られます。

たぶん私はこれから先も

『程よい距離感の関係』で人様と関わって

行くのでしょう。

人は来し方によってベストな生き方は違うと

思いますし、違っていいと思います。

無理しちゃダメですね。



私はよく深夜のドライブをします。

今日は夜の待機が無かったので温泉に行き

お家で早寝したので夜中に目が覚めました。

やる事もなかったので明け方近い夜の港に

行きました。お犬様達はお留守番。

たまにはひとりぼっちを満喫したいわ。

どんだけ孤独が好きなのかしら?ってくらい

孤独好きな私…



ドライブしながら私は色んな事に気づくんです。

今回の気づきは、私は15歳で止まってしまった

時間と54年生きた時間の両方があるという事。

よく言うインナーチャイルドが15歳なんですね。

母が身勝手に家を出て、父が焼身自殺をし、

強制的に生活を変えられてしまったあの日から

止まった時間に私が居る、と。

父が担ぎ込まれた病院の待合から現実逃避したくて

街をフラつきながら中島みゆきの「時代」を

口ずさんでいた事は覚えています。

先日、金持神社参拝の折に倉吉市の旅館に

泊まったので、「あの道」を歩いてみたわよ。



確かに、めぐるめぐるよ時代はめぐりました。

気がつけば、あれから39年の歳月が流れて

いました。

人の苦労を比較する天秤や物差しはないですけど、

おそらく私は人より生きづらかったと思います。

でも私は、「いつか、きっと、救われる日が来る」と

心のどこかでは信じていたのでしょう。

だから温泉やドライブやセブンのコーヒーや

愛犬たちに、そして最近では39歳の彼に

癒されているのだと思います。

ご縁って不思議。

もういいよね、肩の力を抜いても。

もういいよね、突然不幸になる恐怖に

怯えなくても、

もういいよね、心から、笑って、いいよね。