先日、グループ会社の依頼を受け
社員複数名の育成研修を行いました。
多対1の研修の際
参加者の仕事レベルを最初に
確認する最初の工程として
「自分のネームプレートを作る」
様にして貰っています。
「では、初めての人もいますので、今から渡す用紙に名前、年齢を書いて下さい。」
その指示を聞いて皆スタートするのですが
ここで既に行動に違いが生まれます。
手元のボールペンで書く人
太字のマーカーを探してきて書く人
漢字で書く人
ひらがなで書く人
大きく書く人
小さく書く人
周りをキョロキョロしながら真似る人
、、、
この段階でこの様な業務の結果差が生まれる理由は1つ。
『与えられた指示の目的をイメージできているか否か。もしくは知ろうとしたかしていないか。』です。
この場合だと
研修担当にネームプレートを作れと言われた
↓
研修に必要
↓
壇上から見えるように大きく、わかりやすく
までイメージできた人が、ひらがなで、大きく書いてくれたのだと思います。
今回、研修の話からスタートしましたが
日常業務でも、受けた依頼や指示のゴールを
イメージする事で、仕事のクオリティは必ず上がります。
逆に、イメージできないことは
指示や依頼を受けた際に
5W2Hを必ず確認する事です。
後々「そんな風に使うって聞いてなかった」って言う理由は、確かに指示を出す側の課題でもあると思います。
ただ、その仕事の出来を評価されるのはあくまで仕事をした本人だ、と考えれば、遂行する側もちゃんと確認した方がメリットが大きいのではないでしょうか。
※特に、作成した資料や報告内容でよく怒られる人はこう言う傾向が多いと感じます。
今回の研修では、初めてそう言う
内容の研修を受ける人ばかりだったので
これをきっかけとして
もともとそう言う能力を持っていた人は、更に長所として伸ばしてほしい!
また、今回そこまで至らなかった人は
これからゴールをイメージした
クオリティ高い業務ができる様に願っています!