その夜彼からの電話が着た・・

王冠1~ 僕の小さな姫 ~王冠1


『今 音楽聞いてるんだ♪』

急に言われて ちょっと反応に迷った

「良いね~wどんな曲???」

『へへ・・すっげー良い曲(笑』


。。彼がそこまで言うんだから
よっぽど良い曲なのかなぁ。。__



『"My little princess"って曲』




「面白い名前だねー」

『。。なんか、わかんねーけど
この曲聞いてると リオの事思い出すw』


僕の小さなお姫様・・


[小さな]のパーツは
リオ本当に身長が低いからハマってるけど・・

[姫];
彼は一体どんな顔してこんな事言ってるんだろ...
実際見てみたいなぁ~~

「もぉ・・BJ大げさなぁー///

理由も無く顔が赤く染まってくる
・・本当 目の前で言われなくて良かった

『リオは俺の姫だろー』


彼のキザな台詞。
何回聞いても慣れないよぉ

「っ、寝るから!」

これ以上話していると心臓が持たない
そー思って電話を切ろうとした時


『ぁ、まって・・明日も一緒に帰れるよな?』

いつも一緒に帰っているのに
今日に限ってこんな質問聞いてきて・・


本当に今日の彼はちょっとおかしぃ



「ぅん、楽しみだね♪」

『そっか(*^.^*) じゃぁ、またリオの手 暖めてあげるからな』


意味がわかんなぃ;
頭に『?』マークを浮かべてるリオ

そんなリオの反応が見えてたかのよーに

『意味がゎかったら で良いけど(笑)
まぁ、Good night My little princess』

「ぁ、ちょっt・・」

そう付け足して 電話を切ってしまった


当時のリオはバカだったから
彼が言った意味はわかんなかったけど


次の日の放課後が待ちどおしかったのは
今でもハッキリと覚えている




「・・テカ『姫』って・・くさっ」