『リオ、今日もまた放課後遊ぼぉ~♪』

また、元気な声がしたと思ったら
マリ&コータからのお誘いがきたw

「ぅん、じゃぁ・・またコンビニの前で?」

『ぉお!決まりな☆』


~ 彼の気持ち ~


一人だけ年上で最初はちょっと心配だったけど
意外と周りの皆の方がリオよりも シッカリしていて

先輩/後輩の立場が逆だった;


『リオ、帰ろーぜ~~v』

毎日クラスまで彼が迎えにきてくれてて
・・付き合ってたら 当たり前な事だけど

そんな優しさがすっごく嬉しかった。



「ぁ、ごめん。。今日はちょっと遅れるから
先行っといてくれるー?」

『ぉっけ、じゃぁ後でメールしろよー』

「ぅん、じゃぁね!」



そぅ、今日は彼にサブライズがあった!
数日前 映画代をはらってもらっちゃったから

リオ、腕をふるってお菓子を作ってきちゃいましたw

(もちろん、マリやコータにも)


クッキーだけで、そんな高い物じゃなぃけど
ただ、私は彼の笑った顔が見たかったんだ。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


待ち合わせ場所に行ったら
コータとBJが二人で何か話していた。

驚かせようと後ろのしげみに居るんですけど・・

出るに出られない・・・(汗

『コータ、お前らスゲーな・・』

『は・・;』

何時もより1トーン声が低い BJに
急に変な事を言われて 引き気味のコータ・・

『そんな、BJとリオも普通に仲良いと思うんだけど・・・(゚_゚i)』

『俺、リオに変に触れて傷つけるのが怖ぃんだよ・・』


そっかぁ・・BJ、リオの事をそんなに・・・



『今までこんなに人を愛した事なかったから。

リオが初めてで・・絶対手放したく無ぇんだ』



少し震えている彼の声
できればその背中を抱きしめたかったけど..

リオには鮮やかに輝く向日葵が
頭の中に存在していたから

ミツキという男が居たから...


1m先に居る彼が恋しくて
それでも、自分はそんな彼にウソをついている

本当にBJの事を愛してる・・

[なのに・・だったらどぉして 今抱きしめられないの?]

それは・・

それはリオがBJを裏切り始めているから。。。


クッキー 渡せなかったなぁ。