「ごめん、ちょっと時間ちょうだぃ;」
返事をしてから
毎日告白メールが
リオのケータイに休みをくれず
少し大変だった;
『リオ、好きだぁあーー!!』
本当にここまで突進されたら
バカな相手がかわいそうになってきた・・
「でもさ、BJとリオ会ったばっかじゃん」
『それでも俺はリオの事を愛してるよ?』
あぁ言えばこう言って
本当に面倒なヤツ・・
「それでもね・・ゃっぱり、リオになんて
絶対釣り合わないってー;」
『・・それ、リオ今まで振ってきてる人
全員に同じ事言ってるみたいじゃん
俺マジ本気なんだけど・・・』
・・なんか・・リオ負けてる・・・?
まだ、仲が良かった頃のミツキと
今でも時々話しを聞いてくれる李紗の顔も
最初は苦笑いだったが どんどん呆れ顔になってきて
最終的には『もぅ、Yes言っちゃいなよ』とか
適当な事言われて・・
本当リオ、惨めでした。。
ミツキはリオが他の男の子と付き合っても良いの?
止めてくれないの?
でも・・目の前で今笑っている彼の事を
忘れる機会になるなら
踏み出してみようかな
彼の事を信じてみよぅかな・・・
『リオ、返事まだー?』
「ぇっと・・BJ、リオと付き合ってくれますか?」