重度知的障害を伴う自閉症で中学生の息子との日々の暮らしと心地いい生活をめざすブログです















こんにちは
ご訪問ありがとうございます
前回の続きです。
脳の真ん中に左右の脳の情報をつなげる「脳梁」という部分があります。
片方の脳に放電が起こると脳梁を通じてもう片方の脳に伝わり、脳全体に放電が拡がってしまいます。
なのでその脳梁を切除する手術をする
脳梁離断術をすることを勧められました
前方の頭部をカチューシャをつけたような感じに頭を切ります。
そして脳梁を切除するそうです。
10歳までならこの手術をしても他の脳の部分が役割をはたしてくれるのでほとんど副作用は起こらないらしいです。
発作も完全に止まるとは限らないが、大きな発作は出なくなるとのこと。
で、でもですよね…そんな大きな手術すぐには決断できませんよね
脳の一部を取るんですよ
大きな傷痕も残るし…
もしかしたらまだ効く薬があるかもしれないし…そう思ってしばらく様子をみることにしました。
そこの病院では、てんかん専門の脳外科の先生はいてなかったんですね。
神経内科の先生から指示がでれば手術は出来るらしいです。それも不安のひとつでした。
てんかんの発作は薬を変えると一時期は出る回数は減るんですけど
また慣れてくると発作は増えてきます
その状態か10ヵ月過ぎた位に一変します。大学病院と連携して手術が出来ると
てんかん専門の脳外科の先生がうちの病院にきて脳外科と組んで手術をしてくれるという話がでてきたんです
発作ももう止まる様子もなかったし、ちょうど10歳の年でした。
強い勧めもあり手術をする決断をしました。
そして手術の為の入院が始まります。
3度目の入院です。
赤ちゃんの頃とはまた違った大変さがありました。まだ中途半端に落ち着きがない年齢でしたし、やはり自閉症の息子にはだいぶ苦痛の入院生活になってしまいました。
次回に続きます。
癒しのイベント開催
事前予約受付中