やっぱり、違ったんだよ。連絡しないし。間違えても訂正して来ないし。ただ面倒だとか忙しいとかじゃ無かったんだよ。私は、必要無かったの。物として見られていただけだったんだよ。被写体だとか、浴衣の絵柄が好みだったからとかね。仕事中も休みの日も一日中自分にずっとそう言い聞かせ続けている。でも、現実はそうだと叩きつけられている。そうなんだよ。そう思われているんだよ。失恋ほやほやだから、まだ思いは断ち切れないけどね。