約1カ月のハワイ生活が始まって1週間。
20年ぶりくらいで慣れない海外生活のはずなんだけど、体がすごくリラックスしているのを感じています。
早寝早起きして、よく食べて、よく歩いて。
日本にいるより健康的で、寿命延びそうですw
今回のステイ先はカピオラニ公園のすぐ側。
8/11日曜日に朝散歩しに行くと、
“Na Hula Festival” という歴史のあるフライベントが開催される日らしく、チラシをもらいました。
30分後からメインステージでフラが観れるとのことで、それまでカピオラニ公園内をお散歩。ダイアモンドヘッドを目の前に広がる緑。
色んな鳥たちがたくさんいて、気持ちの良い公園です。明るい光を感じながら歩いているとビーチ側の入り口に、カピオラニ女王の銅像を見つけました。
ふと写真に撮ると、女王の足元に虹のようなエネルギー。
「これはハワイの神々かしら…」と思いながら、時間になったのでステージに向かいます。
ステージには地元の人たちがたくさんいて満席状態。
私たちは少し離れた芝生にシートをひいて観ることにしました。
最初のハラウの1曲目が始まります。
笛の音のようなイントロ。
“Kamali`i O Ka Po”
パァっと空気が変わるのを感じます。
思わず立ち上がって舞台の方へ近づいていきました。
気がついたら涙が出ていて止まらない。
私の感情は何も揺らいでないのに、です。
あぁ、神々が降りてきている。
ハワイの神々。
さぁぁっと風が吹き抜けていきます。
木々が葉を揺らしながらさわさわと音を立て、
鳥たちが呼応するように鳴き、ダンサーたちの頭上を飛んでいきました。
これが祈りのフラ。
これが祝福。
これがALOHA。
ハワイに来る前まで、フラとどう向き合うかをしばらく悩んでいた時期があって。
この10年近く。
フラの本質のエネルギーに時折触れながらも
わたしはとにかく美しく踊りたくて、それをずっと追いかけてきた。
身体でつくる形にこだわることで、意識は肉体次元に向かっていた。
どう見えるか、どう魅せるかにこだわることで、意識は外側に向かっていた。
でも、もうそれでは踊れなくなっていました。
もっと本質を、もっと深遠なる意味を見出せるフラを、
祈りとして、祝福として、愛と感謝の表れとして踊ろう。
ハワイに来る前にそう決めたのでした。
今日のこのフラを観れたのはきっとギフト。
ハワイの神々からのウェルカムギフト。
感謝と共に、その意味を確かに受け取りました。
Shaman of Rainbows の祈りの役割とは…
わたしの祈りとは…
愛と感謝から生まれるもの。
人との縁と絆への愛と感謝。
自然への愛と感謝。
神々への愛と感謝。
神々とは古代を生きていた人たち。
シャーマンワークでは古代から脈々と紡がれてきた人々の営みへの愛と感謝が祈りとなります。
その祈りが封印されてきたものを解放する。
わたしにとってフラは祈りそのものだった。
木々や海や花や風や月や太陽や大地を愛する心。
家族や友人、先祖や土地を愛し感謝する心。
それを踊りで表現する。
それがフラ。
それが祈り。
🕊️🕊️🕊️
夕方、ステイ先に帰ってから、カマリイオカポーの何度も繰り返されるフレーズのメレの意味を調べて、その深さに思わず震えました。
‘Auhea wale ‘oe,kamali‘i o ka pō
Eia ho‘i au,kamali‘i o ke ao
『どこにいるの?闇の子よ。
ここに来たよ。光の子よ。』
それからメレを全て書き出して、辞書やネットで調べて…
この曲は敬愛するフランクヒューエットさんが作詞作曲されていて、ハワイの創世記クムリポについてのメレでした。
クムリポはハワイのはじまりの神話。
『ハワイははじまりの地』
前回の記事に書いたアクアブルーのメッセージにリンクします。
あ、カピオラニ女王の足元に出た虹も!
レムリアのシンボルでした🌈
『レムリアははじまりの地』
“Kamali`i O Ka Po”
‘Auhea wale ‘oe,kamali‘i o ka pō
Eia ho‘i au,kamali‘i o ke ao
Wākea ka lani,
papa ka honua
No ka luna kō luna, no ka lalo kō lalo
どこにいるの、闇の中の子よ
私はここに来たよ、光の子よ
ワケア神(父)なる空は天高く
パパ神(母)なる地球は地に
上のものは上に、下のものは下に
全てはあるべき場所と秩序がある
Auhea wale ‘oe, kamali‘i o ka pō
Eia ho‘i au, kamali‘i o ke ao
Kō ke akua ha‘i ‘āmio
Kō Lihau‘ula ha‘i kupua
どこにいるの、闇の中の子よ
私はここに来たよ、光の子よ
神により定められたカフナ古代人は人間にメッセージを伝えた
最初のカフナ:リーハウウラは人々に代わり神々に語りかけた
‘Auhea wale, ‘oe kamali‘i o ka pō
Eia ho‘i au, kamali‘i o ke ao
Ho‘ohōkūkalani ka wahine
Hāloa ke kalo, Hāloa ke kanaka
どこにいるの、闇の中の子よ
私はここに来たよ、光の子よ
ホーホクカラニは2人の息子を産んだ尊い母
タロ芋のハーロアを産み、それから人類のハーロアを産んだ
‘Auhea wale, ‘oe kamali‘i o ka pō
Eia ho‘i au, kamali‘i o ke ao
Aia iā ‘oe, ka pauku i waena
Aia i hea ka po‘o
Aia i hea ka hi‘u
どこにいるの、闇の中の子よ
私はここに来たよ、光の子よ
ここに存る、自分がどこからきたのか思い出して
ここに頭が在る(あなたはどこからきたの)
ここに尾が在る(あなたはどこへいくの)