こんにちは
最近、活字中毒ってお話を少し前に
書かせていただきましたが、
お金の節約のためにも、
仲良くさせていただいているブロガーさんの真似をして、
少し前のベストセラーみたいなものは、
図書館で借りて読むことにしました
先日借りたのは、
山崎豊子さんの『女系家族』
- 女系家族〈上〉 (新潮文庫)/山崎 豊子
- ¥660
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- 女系家族〈下〉 (新潮文庫)/山崎 豊子
- ¥660
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かなりの長編で、舞台が戦後すぐの大阪、
しかも、老舗のお店ということもあって、
少し言葉が難しいところもあって、
読み応えありました
男の子が生まれなくて、
3代、婿養子をもらって、長女が家督を継いでいた
という女系家族のお話。
これから代を継いでいく3人姉妹のお父様が亡くなって、
さぁ、莫大な遺産をどう分けるか、というところで
実は、お妾さんがいたということが分かったり、
番頭さんが、自分も分け前をもらおうと画策したり、
既に亡くなっているお母様の妹である叔母さんが
首を突っ込んできたり、と、ドロドロの遺産相続問題に
発展するんですよねぇ
お金の問題だけじゃなく、
女のプライドみたいなものまで出てきて、
それはもう凄まじい様相を呈するんですが、
3姉妹だけじゃなく、それぞれ遺産相続に関係してくる
登場人物1人1人の人物描写や気持ちの揺れ動きも
細かく描かれていて、おもしろいんですよ~。
今テレビでやってる不毛地帯は、
ドラマ終わるまで読まないつもりなので、
他の山崎作品を攻めてみたいと思います。
皆さんも、ぜひ~