界面活性剤ってなんだかよくわからない方のために
簡単に言うと、
界面って、例えば、
水と油の境みたいな混じり合わない2つの物質の境目の事を言います。
界面活性剤とは、この界面の張力を低下させて、混じり合わせる物の事を言います。
で、ここからが大事。![]()
先日、お話ししたように、
細胞膜って油が原料でできてるっていうこと。
だから、強力な界面活性剤を使うと、細胞の膜が剥がれてすぎて、
細胞が破壊されてしまうんですね。
合成界面活性剤は、なかなか分解されずに、しかも、肌のタンパク質と強力に結びつき、
洗い流しても20%は肌に残っているっていう。
これが、肌荒れの原因だったり、
肌から吸収されれば経皮毒になるし、
生物にとっては、最悪な悪者です。
ですが、工業製品には、なくてはならない物で、
セメントを均等に混ざり合わせたり、
インクを均等に混ざり合わせたり等
合成界面活性剤がないと
もはや、生活が成り立たなくなる重要な物になっています。
そもそも、合成界面活性剤は、第一次世界大戦時にドイツで発明されたものだそうです。![]()
(おまけの当時の資料です。)
経済封鎖され、物資が輸入できなくなり、パーム油等食物油が不足して、
石鹸(界面活性剤)が作れなくなって
石炭から合成して作ったのだそうです。
(本当に、戦争って、色々厄介なものを生み出すものですね。
第一次世界大戦では、合成界面活性剤。
第二次世界大戦では、原子力。。。どちらも、相当厄介です。)
今は、石炭だけでなく、石油や食物油からも合成界面活性剤は作られています。
500度以上の高温と、高圧をかけて作るので、なかなか分解されないのだそうです。
便利な物なのに、困った物です。
環境に大変な負担をかけるので、
合成界面活性剤(合成洗剤)は極力使わない生活を心がけましょう。
タマゴと尿素の石鹸です。
宜しくお願い致します。![]()


