転院前から通算して三ヶ月の入院生活。
最初の頃は自分で手足を動かすのもやっとといった状態だったから、ただただ毎日が必死だった。まともに寝返りもうてないから、いかにして快適に過ごすかを、それなりに試行錯誤しつつ過ごしていて一日が経過していた。投薬治療のおかげで、一つ、また一つと出来なかった動きができるようになると、それだけで嬉しかった。
転院してからは投薬治療と同時にリハビリ治療もやるようになって、更に自分で動けるようになっていき、自分で動けるありがたさを知る。その頃は検査に呼ばれることもあったから、割と忙しかった。「入院しても全く落ち着かない」とよくぼやいたものだった。その後、日が経つにつれて当然、検査に呼ばれる事も滅多になくなり、リハビリと、2日毎に自分で予定に入れるシャワー、そして三度の食事くらいが一日の予定になって、何も無い空き時間が結構できる。と、本当にやる事がなくなり、ベッドに横たわってうたた寝したりなどなど。しかし、日中にあまり寝ていると夜が寝られない。なので、スマホをいじり出す。
ゲームはやらない方なので、メールチェックをしたり、気になるものを検索したり。そうこうしていると「あ、これいいな。」となり、ポチっと。(笑)大抵が退院してから使おうと思っている洋服や履き物だったりなんだけど、まさに、物欲という煩悩と闘っているといった感じ。思えば、うたた寝するのも煩悩のうちだなぁ。空き時間が多い入院生活は、煩悩との闘いか。(笑)