前回の特殊型シリコンを用いた患者様の術前・術後です。
鼻筋の曲がりは目立たなくなりました。
鼻プロテーゼの手術の最大のメリットは、どんな形のシリコンでも自由に作れる事です。
自己組織（軟骨など）には形の制約がありますが、シリコンは厚み・幅・長さ・形など、どれをとっても全く自由に作る事ができます。
出来上がりの鼻の形が同じでも元の鼻の皮膚の厚さが違う場合はシリコンの幅や厚みを変えなければなりません。
シリコンは自由に作れますが、形を決めるためには経験とデジタルレントゲンによる正確な骨格の計測が不可欠です。
シリコンを挿入する手技も、もちろん重要ですが、これは正しい手術法の指導を受けある程度経験をつめば一定のレベルに達します。それほど特別な技術は必要ありません。
労力的にはシリコン作製に８割、手術に２割といった感じで、シリコンの手術を行っています。
今回はモニター様ではありませんが、写真の使用を許可していただきました。
ありがとうございました。
鼻プロテーゼ シリコン特殊型の前の記事はこちらです。
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11445484351.html
http://ameblo.jp/ciel-cl/entry-11445521850.html
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