屋敷の中も、思っていたより綺麗だった。

窓は割れていて壁はボロボロ、そんな感じのイメージだったけどそんなことなかった。

私はとりあえずホテルのロビーのような広さのサルーンを
通り過ぎ、階段を登った。

2階は長い廊下にいくつもの部屋があって、目がクラクラ
しそうだった。

とりあえず進んでみる。

すると、どこからかピアノの音が聞こえた。
聞きいたことがある…気がする。

そうだ、カノンだ。

私は音のする方向へ足を進めた。
ゆっくり、ゆっくり、近づいて行く。

…ここだ。
この部屋から聞こえる。

私は、そーっと扉をあけた。


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