ここへきてようやく

「なんか最近の自分30代っぽくなってきたなー」と

思う。



日常の様々な場面で20代とは違うステージに

いるなーと感じる。


仕事もそうだし、学問もそう。



「違うステージにいるなぁ」

というのはどういうことかというと


「その向こう」が見えるようになった


ということだ。


「その向こう」。


従来の自分にとらわれない、可能性の地平線の彼方。

自分で決め付けた自分の限界の、その先。

諦めるための体のいいストーリーの打破。



こういうことを指します。




例えば最近走ってるから、ランニングで例を出すとね。



「夜走ってるんですよー」

っていうと

「えっ、走ってるの。膝が痛くなるでしょ?

歩くのがいいんだよ」


って言ってくる人が必ずいるんだよね。


こういうこと言ってくる人、

全く見えてないんだよね。


あんた何年歩いてそのぶよぶよ体型??


と言ってやりたい。

あんたの成果はいつ出るの?



膝が痛くなる。

確かにそうだろう。

歩くのよりも大きな負荷がかかるし、痛みを覚えることも

多くなるだろう。



でも。


重要なのはその先。


痛くなった、その向こう。


1日休めば治んだよ、膝なんて。

痛みは消えんだよ。


あんたその向こうが見えてないんだよ。


行ったことがないから。その向こうに。



行ってみろよ!!




歩いて、さぼって、歩いて、サボって、

たどりついた結論がその体型でしょ。


歩いてやせるのは死ぬほど難しいんだって

気付けよ。






また、冬の寒い中に走ることについて

「寒いでしょ!この季節無理やろ、外走るとか!」

と言われますが。




確かに、最初寒いよ。


最初は。



でも、その向こうがあるんだよ。


ウォームアップして走り出したら5分であたたまる。

ちょっと寒いくらいでちょうどいいんだよ。


パソコンや車や発電所と同じで、急激な温度上昇は

体に負荷をかける。

発生した熱を冷ますことが必要なんだよ。


「その向こう」を見ろよ!!

行ってみろよ!

行かずしてしのごの言うなよ!!





「雨でも走ります」というと、


「何で雨で走れるの?無理やん」


レインコートで走れるだろう。


マグマが降って来てるなら走れないけど、

雨だよ。普通の。


寒さ?だから走り出したら暑いんだって。

濡れるのが嫌?

二歳児みたいなこと言うな。


雨の日だって、走れるんだ。さえぎるものは何もない。

「その向こう」を見に行けよ。

行ってみろよ。




思うに、

年代が上の人に多いですね。

その向こうが見えていない人。


僕ら若者ははるか世界中を、大海原を旅していく世代。

古い人たちとは違う視野を持っていなければなりません。




てなわけで

30代の自分は「その向こう」をもっと見に行こうと思います。


31歳になりました。