こんにちは。
最近の私の心の癒しは
万華鏡です。
昔のイメージではお土産店にある
和柄の赤い筒のイメージですが
本当に色々な種類、素敵な作品が多いのですね。
それだけ凝ったものですから
意外とお値段はします。
なので集めるのはこれからかな？
(人にプレゼントはしていても
自分用にはまだ買っていないのです。）
ということで、
今のところ万華鏡は買っていないけれど
先日写真集を買いました。
世界的万華鏡作家、
中里保子さんの作品集💕
写真集に6,600円？と一瞬迷ったけれど
やっぱり買ってよかった！
以前、実際に見た中里先生の作品、
これらも勿論載っていたし、
中里さんの制作20周年記念としての写真集には
これまでの作品が載っています。
寝る前に数ページ見て、
癒されて快眠。
もうすぐ個展もあるようなので楽しみです。
他にも一冊、別の万華鏡作家さんの本を買いました。
それはまたの機会に紹介しますね。
ではここからはフランス映画の紹介、というか備忘録です。
相変わらず万華鏡のように
コロコロ変わる展開にご容赦くださいm(__)m
まずは実話をモデルに
渡り鳥と少年、そしてそれを見守る家族の冒険のお話。
「グランド・ジャーニー」(2019）
原題：Donne-moi des ailes
フランス・ノルウェー合作
日本でもヒットしたドキュメンタリー映画『WATARIDORI』
その映画制作に参加した鳥類研究家のクリスチャン・ムレクの実体験である
超軽量飛行機でノルウェーからフランスまでの旅を映画化したもの。
ストーリー：
ネタバレ少々あり
渡り鳥の雁の研究をしているクリスチャン。
ヒナをふ化させ育て、渡り鳥として生きるために
安全なルートを教えて自然に戻そうという
研究熱心だがなかなか理解されない鳥類研究者でもあり気象学者の彼。
別れた妻との間には14歳の一人息子トマがいる。
トマは休みの間に父の元で一緒に生活することになるのだが
ゲーム好きの今時の子にWi-Fiのない環境は苦痛でしかない。
だがある日、ふ化したヒナを見たトマは
愛着を感じて父のように雁のヒナを育てることに目覚めてしまう。
父と仲間の壮大な計画、
南仏から北欧に鳥たちを連れて行き
そこから自家用軽量飛行機で
安全なルートを飛びながら
一緒に海や大陸を渡るのだ。
しかしこの実験、
実は許可が下りていない・・
クリスチャンが見切り発車してしまったため
ノルウェーに着いてから
検査に引っかかり
クリスチャンと仲間は拘束されてしまう。
そんな中、14歳のトマが
飛行機を使って鳥たちと共に飛んで行ってしまった！
スマホと飛行機だけで飛び立った息子を
両親たちは心配し、必死で探します。
フランス語が通じない北欧ですが
降り立った水辺や波止場で知り合った人たちに
ガソリンや食べ物をもらいながら旅を続けます。
そしてやはり今時？
SNSにあがった映像で
息子の無事を知り、
両親は元より、多くの人々の応援を受けて
トマは更に旅を続けられることに。
一羽だけ違う種類のヒナが紛れ込んでたんですが
その子をトマがアッかと名付けていました。
昔放送されたアニメ、
「ニルスの不思議な旅」を見ていた世代には
ちょっと嬉しいシーンかも。
父親役のJean-Paul Rouveさん
ジャン＝ポール・ルーブ
出演作は
「ローラとふたりの兄」、
「女警部ジュリー・レスコー」(このシリーズは大好きで見ていました）
上司のジュリーに憧れる制服警官のレヴェイユ役。
ジュリー・レスコーで好演し、映画界でも評価を受けた彼は
レスコーを卒業。
その後も活躍しています。
（しかし、あのレヴェイユさんがこんなに立派になっているのを知ったのは
本当に最近のことでビックリしました！）
笑顔が素敵な母親役は
Melanie Doutey
メラニー・ドゥーテさん
Ce soir,je dors chez toiでジャン=ポールさんと共演済み。
他、視聴したものは”Entre amis”など
https://m.imdb.com/title/tt4246850?ref_=vp_vi_tt
そしてトマ役のLouis Vazquez君。
最近見た”Il a déjà tes yeux”でAlex役を演じていました。
金髪にしたら雰囲気が変わった？
それにしても成長が早いな～😅
子どもとの交流によって変化していく
そんな映画をもう1つ
最初は家庭も仕事もどん底だった中年男が
ストリートキッズと出会ってからの心の再生の物語。
「ヴィクトワール広場」
原題：Place des victoires
出演》
・Bruno(主役の中年男）：Guillaume de Tonquédec
・Gagic (少年）: Piti Puia
失業したうえ離婚で子供らにも会えないブルーノ。
家賃も払えず、家主に出ていくように言われる日々。
(ちなみに家主役はリシャール・ボーランジェ、ロマーヌ・ボーランジェのお父さん）
そんな苦しい日々の中、ATMで少年ギャングたちに襲われ
スマホから貴重品まで盗まれてしまいます。
そのグループで一番若い少年をんブルーノは捕えます。
しかし彼はストリートキッド。
最初は怒りしかなかったブルーノでしたが
寝泊まりするところもなさそうな少年ガジを
自分の部屋に泊めます。
その後少年の仲間、共同生活しているところまで見送ると
後日、恩を感じたのかガジは仲間を裏切って
ブルーノのスマホを取り返してきて、、
ここから二人の奇妙な共同生活が始まります。
教育を受けてないガジにマナーや字を読むことを教えるブルーノ。
逆にガジは泥棒のスキルで助けようとするんですね。
(あかん！って言ってもやるんですよ～💦）
ガジはいつも泣きそうな顔をしているのに
泥棒稼業になるとすごく強気(笑)
盗難物を買い取るおっさんにも負けないんですよね。
そんな二人の互いを知ってからの心の変化に
ちょっとほっこり。
小作品(だと思う）ながら満足度が高かったです。
それにしてもガジ役の子の表情、
本当にうまいし可愛かった～。
自分を見つめるというテーマでは
”Une vie après”
不倫がテーマではないけれど
自立を求めて家を出た女性マリオンと
偶然パーティーで出会い
マリオンのことが気になった男、
レストランのオーナーの物語。
彼女の何気なく放った言葉が
彼の背中を押すという感じかな。
なんだか険しそうな顔のですが、
映画では笑顔のシーンが多かったですよ。
キャスト：
Émilie Dequenneさん
ベルギーの女優さんはついつい優先して見たくなる！
彼女は「アストリッドとラファエル」シーズン2の
最終エピソードに出演してもいます。
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Frédéric Pierrotさん 「グレース・オブ・ゴッド」では刑事。 ヴァンサン・カッセルの「スペシャルズ」にて インスペクターの役で出ています。
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では今日はこの辺で。
またお会いしましょう