こんばんは。
昨日から鼻風邪になってしまいました~。
喉のほうはだいぶマシになり、今回大活躍の「龍角散のアメ」の効力は絶大だと感心しきり。
それ以外にも「しょうが紅茶ハチミツ」も結構飲みました。
夜寝る前にも飲んだので胃がもたれてしまい、それもなかなか辛いですよ。
ああ、健康って素晴らしい・・・。たかが風邪でもそう思います。
今日は「旅するフランス語」です。
常盤貴子さんと南仏を旅しましょう。
今回のシリーズは画家マルク・シャガールが晩年を過ごしたNiceやSt.Paul de Venceを巡ります。
人生は芸術の意味を与えてくれる色が一つだけある。
それは愛の色だ。
マルク・シャガール
...il y a une seule couleur ...qui fournit le sens de la vie et de l'art .
C'est la couleur l'amour.
Marc Chagall
有名な人魚と青い海の作品。
La baie des Anges
若かりし日に一度訪れたという場所を絵画にしたためています。
↑この「La baie des Anges: 天使の湾」の風景が現実に広がるニース
美しすぎる!
そんなシャガールの名作が見られるこちらの美術館。
国立マルク・シャガール美術館(ニース)
1973年にオープン。シャガールがフランスに寄贈した「聖書のメッセージ」の連作が見られるそう。
どれも大型の作品んで見ごたえがありますが、その中の1つ「ソロモン雅楽曲」という旧約聖書のストーリーからの作品にはシャガールの生まれ故郷:現ベラルーシと南仏のSaint-Paul-de-Venceを入れた絵も見ることが出来ます
ここでシャガールに詳しい広報のエレーヌさんにこの付近のおすすめの場所を聞きました。
★ Il faudrait aller où ?
どこに行ったらいいですか?
常盤さんfaudraitが言えてない・・・、それじゃ”フォフォレ”に聞こえるって~
スイマセン常盤さんは好きですよ、がしかし!これは「もう1テイク取り直そうよ」って感じでした。
常盤ファンの旦那には「TAKAKOの発音をディスるな」と物言いでしたが
気を取り直してエレーヌさんの答えに行きましょう。
★ Il faudrait aller à Saint-Paul-de-Vence.
サン・ポール・ド・ヴァンスへ行ったらいいですよ。
サン・ポール・ド・ヴァンス
中世、教会を中心につくられた村。海賊などの敵の侵入を防ぐため、高台につくられ、入り組んだ細い道で形成されている。それがかえって美しい景観を生み出している。
この高台に作られた街は「鷲の巣村」と言われる。
★ village perché
鷲(わし)の巣村
シャガールが人生の最後を過ごした場所です。
街中にも芸術的なオブジェが点在。
だからかこんな風に表しています。
★ musée à ciel ouvert
野外美術館
高台にあるだからか散策して足もちょっとお疲れぎみ。
そんな時のフレーズを教えてもらいました。
★ J'ai mal aux pieds.
足が痛い。
★ avoir mal à ~
~が痛い
という風に作っていきます。
ちなみに「私はのどが痛い」(←昨日の私だ)
★ J'ai mal à la gorge.
身体の部位の名詞が男性名詞なのか女性名詞なのかで au /à la/aux と変わりますので注意!
次に訪ねたのは生前のシャガールに会ったこともあるというマダム。
レストランを代々経営しています。
シャガールも通ったというホテルレストラン(サン・ポール・ド・ヴァンス)
初代オーナーが画家たちと親交があつく、多くのアーティストが訪れては自分たちの作品を友情の証しとして置いていった。レストランにはピカソやミロの絵画が飾られ、間近に見ることができる。現在も有名人がくつろぎのために訪れるプライベート空間。
(ゴガクルより引用)
Ici ion loge a pieds, a cheval et en peinture.
ここでは恵まれない方、富める方、さらに芸術家を泊めています。
お金じゃなく作品を置いて行く。
粋ですね~。
マダム曰くシャガールはいつも微笑んでいたと。
その温かさが絵に出ているのかもしれませんね
それでは今日はこの辺でs。
今日はシャガールを巡っての旅、第一会でした。
また明日もお付き合いくださいね。