数学の問題を解くにあたってその問題の特徴をとらえて問題に「題名」をつけることを考えました。

今回はその第1回です。

 

第1回「因数分解 低・共・公」

 

文字式を因数分解するときにまずすることは、一つの文字について降べきの順に整理することから始めます。

 

その時、

①「低」…低い次数の文字について降べきの順に整理すると式が扱いやすくなります。

まず「低」これが第一です。

次に

②「共」…共通因数があればくくり出す。

そして

③「公」…公式を考える。

 

因数分解をするときに公式から考えがちですが、その前の準備がとても大切です。

 

そこで、「因数分解 低・共・公」となるわけです。

 

これで全ての文字式が因数分解できるわけではなく

例外もあり、「( )²ー( )²の型をつくる」こともあります。

 

それでも因数分解できないときは解の公式を利用します。

 

以上、「因数分解 低・共・公」でした。