今となっては角ばった平凡なデザインでトライデントが付いていなければ何処のメーカーか分からない車です。1992年製といまから34年前の車体です。レストア中納車待ちですが、納車日付未定。

 

これも総生産台数150台で少なさと地味な外観から知られていない、人気なし、リセールバリュー無しと3拍子揃ったモデルです。


悪名高きデトマゾ時代の世界一壊れる最悪の車と批判されたビトゥルボシリーズで、玄人しか手が出せない車です。

フェラーリやポルシェよりも歴史が古く、マセラティ兄弟がレースの為に製作した名車を数多く生み出しました。オルシ家、シトロエンと経営者が変わり、シトロエンが経営不振でイタリア政府が介入し、政府の資金でデトマゾが倒産寸前のマセラティを買収しました。

デザインはマルチェロ ガンディーニですが、ピエランジェロ アンドレアーニデザインのビトゥルボのオリジナルを生かした品の有る落ち着いたデザイン。シャマルのテイストを各所に取り入れています。内装もオリジナルを生かしながらガンディーニが手を加えています。内装色はアイボリーで外装は赤なので乗るのに躊躇しそうです。

 
当時のカローラレビン、トレノに4Lのエンジンを載せたような車体なので、ボディー、シャーシはエンジンに完全に負けていると思います。

 
トレッド幅とホイールベースはギブリカップより短く、サスペンションもスペック上は同じですが、4Vは鋼板アーム&メンバー、ギブリは鋼管アーム&メンバーで4Vに後部スタビライザーはなし、ABSもなし、ブレーキもギブリと比べるとプアな感じでしょう。しかし腕に覚えアリのドライバーなら楽しめると思います。
私の様な未熟者はアクセル、ブレーキワークは慎重にして事故らない様にしないと!