新年早々、大地震に飛行機事故という波乱の幕開けとなった2024年ですが、今年で100回目を迎える箱根駅伝は、通常通り開催されました。
我が家の正月は寝正月なのですが、箱根駅伝だけは必ず観戦に行くことにしています。100回のうち40回ぐらいは見に行ったでしょう。基本的に都内を走る1区と10区を見るのですが、『山の神』こと柏原選手の爆走を見るために箱根の山に行ったこともあります。なんだか自転車ロードレースの観戦と似ていて、沿道で選手を応援していると、選手と一体感を感じて自分も参加しているような感じを味わえます。私はこういうのが好きなんですね。
さて、毎年最終の10区を観戦しているのに、これまで大手町のゴールは行ったことがありません。そこで今年は、恒例の新春ライドとして、チネリ・スーパーコルサに乗って箱根駅伝のコースを走り、大手町のゴールを観戦することにしました。
駅伝コースとなる第一京浜国道は、選手が通る少し前から交通規制がかかってしまうので、30分以上前に走ることにします。
テレビの定点カメラが設置されている品川の八つ山橋の交差点。選手通過時刻より30分以上前なのに、もう人垣ができていて、警備の警察官も出ていました。
ここだけでなく、第一京浜の沿道には切れ目なく観客が並んでいて、私もちょっと選手の気持ちを味わえます。
田町駅前で曲がって日比谷通りに入ると、同じように観戦に行くサイクリストのグループと遭遇しました。観客が我々を応援してくれるわけではないのですが、見られているというだけで、ちゃんと走らないといけないという気持ちになってしまいます。
沿道のビルの前には大学別の応援団が出ていて、応援パフォーマンスをやっています。
皇居のあたりになると、ますます観客の数が増えてきました。
選手は日比谷通りから中央通りの日本橋を回って大手町のゴールに向かうのですが、私はショートカットして、そのまま日比谷通りをゴールに向かいました。ゴール地点の読売新聞本社ビルの窓には、各大学の巨大な襷がディスプレイされています。
ここが箱根駅伝のスタート&ゴールです。
選手は横断幕の向こう側からこちらに走って来ます。
読売新聞のビルの裏には巨大スクリーンが設置され、実況中継を見ることができるようになっています。
私はゴールの200mぐらい手前に陣取りました。このあたりは
すでに多くの観衆で埋め尽くされています。人混みでよく見えませんが、写真の右から左に選手が走って来ます。
1位の青山学院が独走で走って来ました。表情にも余裕が見えます。2位の駒沢、3位の城西と続き、その後も各校のランナーがゴールに向かって駆け抜けて行きました。生で見ると、すごく速くて、一瞬で通り過ぎて行きます。
人混みで見えないかと思ったのですが、思ったより、選手がちゃんと写っていてよかったです。
全大学のゴールを見終わって帰ろうとしていたら、仕事を終えた中継車が通って行きました。
二日間お疲れ様でした。
正月の大手町、駅伝コース以外のオフィス街は閑散としています。
大手町にあるビアンキ・ストアは、もう営業していました。
今年も箱根駅伝が終わり、明日からは仕事です。
なんか実感が湧きませんね。
正月休みも駅伝ランナーのように一瞬で駆け抜けて行ってしまったようです。