オーバーホールを再開したメルシェのロードレーサー。パーツ磨きを終え、いよいよフレーム磨きに着手します。
メルシェピンクと呼ばれるおしゃれなカラーのフレーム。実はピンクというよりもマジェンタ、つまり明るい紫色なのです。
フレームはかなり使い込まれていて、ところどころに塗装が剥がれている箇所があります。
油汚れやサビがこびりついた部分も。
まずはフクピカでフレーム全体の汚れを落とします。
フクピカで拭くと、かなり汚れが落ちました。
しつこい油汚れはチェンクリーナーをスプレーするとキレイに落ちます。
さらに、細目と極細のコンパウンドでフレーム全体を磨くと、よりきれいになって艶も出ます。
さて、塗装が剥がれた部分はクルマ用のタッチペンで修復します。赤、青、白の三色を混ぜてメルシェピンクを作るのですが、独特の色なので、塗料の配分比率が結構難しいです。
オリジナルのフレームカラーにかなり近づけることができたと思うのですが、夕方になって光線の条件が変わってきたので、これ以上進めるのはやめて、後日改めて調色をしたいと重います。
目立たないところにちょっと塗ってみました。筆の先あたりの部分ですが、悪くない感じです。
とりあえず今日はクリーンナップまで終了。次は塗装の修復から始めたいと思います。