メルシェのフレーム磨きに着手 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

オーバーホールを再開したメルシェのロードレーサー。パーツ磨きを終え、いよいよフレーム磨きに着手します。

 

メルシェピンクと呼ばれるおしゃれなカラーのフレーム。実はピンクというよりもマジェンタ、つまり明るい紫色なのです。

 

フレームはかなり使い込まれていて、ところどころに塗装が剥がれている箇所があります。

 

油汚れやサビがこびりついた部分も。

 

まずはフクピカでフレーム全体の汚れを落とします。

 

フクピカで拭くと、かなり汚れが落ちました。

 

しつこい油汚れはチェンクリーナーをスプレーするとキレイに落ちます。

 

さらに、細目と極細のコンパウンドでフレーム全体を磨くと、よりきれいになって艶も出ます。

 

さて、塗装が剥がれた部分はクルマ用のタッチペンで修復します。赤、青、白の三色を混ぜてメルシェピンクを作るのですが、独特の色なので、塗料の配分比率が結構難しいです。

 

オリジナルのフレームカラーにかなり近づけることができたと思うのですが、夕方になって光線の条件が変わってきたので、これ以上進めるのはやめて、後日改めて調色をしたいと重います。

 

目立たないところにちょっと塗ってみました。筆の先あたりの部分ですが、悪くない感じです。

 

とりあえず今日はクリーンナップまで終了。次は塗装の修復から始めたいと思います。