グラベルの走り方 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

2週間後に迫ったエロイカ・ジャパン。そのエロイカの特徴と言えばグラベル(砂利道)ですが、皆さんはグラベルを走るとき、どうやって走ってますか?

そもそも、ロードバイクでグラベルを走ったことがないという方も多いのではないでしょうか。私もエロイカでなかったら走りません。(笑)

 

 

さて、私のグラベル走行法ですが、まずは両手とお尻を軽く浮かせ、ヒザのクッションも使って路面の衝撃を吸収するのが基本です。特にロードの場合は、タイヤやリムを傷めやすいので、ショックの吸収には気を使います。手の位置は、平坦路や登りならブレーキレバー、下りならハンドルの下を持ってハンドルを安定させる感じですね。グラベルの下りは自転車をコントロールしにくいので、太ももでしっかりサドルを挟むようにして、腰で曲がるような感じにしています。イメージとしては、スキーを滑る時のような感じですね。これは学生時代、ランドナーで林道を走っていた時に身につけた走り方ですが、エロイカでも役に立っています。

また、登りの時は、あまりトルクをかけて踏み込むとスリップしたり、バランスを崩したりしやすいので、軽いギアにしてカラカラと回す方がいいと思います。

あと、グラベルで大事なのはコース取りですよね。石がゴツゴツしていたり、 ぬかるんでいたり、深い轍があったり、路面状況が目まぐるしく変わるので、一瞬たりとも気を抜けません。特に、大きな石が隠れていたりすることがあるので、要注意です。昨年のエロイカでも、大きな石にぶつかって転倒している人を見かけました。私も木リムを使っている時は特に気をつけています。

基本的には前の人が走るのを見て走れば安心なのですが、瞬間的な判断で危険を避けたり、ベストコースを選択したりするスリルがグラベルの醍醐味だとも言えるでしょう。

 

今年のエロイカは、昨年よりもグラベル区間が長いそうで、たっぷり楽しませてもらえそうです。(笑)

グラベルのうまい走り方をご存知の方がいたら、ぜひご教示ください。