ナチュラルな作風で根強い人気を得る陶作家ルーシー・リーの個展が、国立新美術館にて開催中。
ルーシー・リーは20世紀初頭にウィーンに生まれ、戦後イギリスで活躍したアーティスト。
彼女の作品はシンプルにして高潔、そして大胆で優雅。
70年近くにもわたる創作活動の中で多くの作品を作り、独自のスタイルで陶芸の世界に新しい風を吹き込んだ。
現代陶磁器の流れに大きな影響を与えた、20世紀を代表する陶芸家の一人だ。
本展はルーシー・リーの没後初の本格的回顧展。
去年、ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTでは、3人展「U-Tsu-Wa/うつわ」展で、初めて本物に会い、
魅了されてしまった。
完全ノックアウト。![]()
蒼いうつわも素晴らしいが、ボタン(陶器の)が本当にかわいい!
エルンスト・ガンペールさんとジェニファー・リーさんのも素敵だったが・・。
(安藤さんの会場構成も秀逸)
「窯を開ける時はいつも驚きの連続」。この言葉に象徴されるように、
1995年93歳でこの世を去ったルーシー・リーの生涯は、つねに瑞々しい驚きと発見に満ちた陶芸制作に捧げられたものでした。
ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれたルーシーは、工業美術学校でろくろの面白さに魅了され、
ほどなくその作品は国際的な展覧会で数々の賞を受賞し、高い評価を得ていきます。
しかし、迫りくる戦争の足音とともに亡命を余儀なくされ、1938年ロンドンに居を移すと、
以後およそ半世紀にわたり同地で制作を続けました。
バーナード・リーチやウィリアム・ステート=マリーといった英国初期スタジオ・ポタリーの作家たちが作り上げていた、
大陸とは異なる陶芸環境の中で、ルーシーは当時の先鋭的な建築やデザインの思潮とも響き合う独自の様式を確立していきます。
ろくろから生み出されるかたちに色彩と装飾が一体となり、静かでありながらも強い存在感をもつその作品は、
ルーシーが制作の中で見出した発見と喜びを鮮やかに伝えています。(以上公式HPより 抜粋)
それにしても、
ヘッドコピーが、「ウィーン、ロンドン、都市に生きた陶芸家」
これは、なんか普通すぎてピンとこない。せっかくのルーシー大回顧展なんだから、
もっと素敵なコピーをつけてほしかった~。![]()
■会期
2010年4月28日(水)~6月21日(月)
会場
国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
東京都港区六本木7-22-2
*写真は去年の「U-Tsu-Wa/うつわ」展のプレスビューの時撮影
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