やっと見た。
かなり、気合を入れて見ないと家では寝ちゃうと思ってたので。
実際、相方は、いびきを2分ほどかいて沈没してたわ。![]()
60年代後半、黒人差別撤廃、公民権運動、
ベトナム反戦運動が激化し、学園闘争の嵐が吹き荒れる南カリフォルニアのとある大学。
(ここまででも、まるでリアル感がなく突き放された感じ)
学生運動家マークは、砂漠地帯へ向けて小型飛行機を飛ばす。(ここも、何で飛行機運転できるのか考えちゃダメ)
上司から逃避するダリアが運転する車が、砂漠の一本道を走っていた。
二人はお互いに通じるものを感じて惹かれ合い、
そして「ザブリスキー・ポイント」(砂丘)で、誰もいない、音もない中、愛し合うのだが…。
そう、アナーキーなの。フリー&フリー。リバティ。![]()
アメリカ人でない監督、
イタリア映画の巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが、描くアメリカのずれと狂気。
看板や、リゾート開発のデヴェロッパー会社の利益追求、クルマ社会。
かなり批判的にクローズアップされているのが面白い。
しかし、独特の語り口。ストーリーや、説明は、何もなく、見る人をどんどん途方に暮れさす。
勝手に想像して~って感じで。
NYでスイス人女性ビデオアーティスト、ピピロッティ・リストの作品を見た時、
どこからがリピートなのか、ずっと見てしまう、答えを求めるわけでないけど、なんとなく惹かれてしまうような感じに似ている。
気が付いたら長い時間対峙してたような。![]()
アントニオーニの映像は、動いているけど、構造やカメラワークが、すべてスチール(静止)。
ずっと見ていて、情報もない中、どんどん映画的には飽きてくる、退屈の骨頂に。
でも、映像的には、何か想像力をかきたてられ、どんどん空想も広がり、何かをインスパイアする。![]()
リマスター版は、
綺麗で、まるで今撮ったかのようだが、当時撮られたもので、クルマ、ビル、会社の椅子、シェルフ、デスク、雑貨、オブジェ、
グリーン、町、ファッションなど、69年当時のもので、めっちゃかっこいい。
それだけ、見るのも価値があるかも~。
ただ、
オトコたちの髪形だけは、いただけないわね。
ま、人のこと言えないが・。
*画像はアマゾンさんより

