私は 10年くらい前に数年間 神社・仏閣を巡ることに休日の時間を
費やした時期がありました。

地元や近隣県の神社・仏閣から 遠方の神社・仏閣まで。

車を運転できないので 交通機関を利用しての一人巡りをしていました。

そのときに とても不思議な感覚になったことを覚えています。


場所は 比叡山の麓に鎮座する日吉大社さんです。

そのとき 一人で八王子山山頂の奥宮まで登りました。

早朝から出発したので し~~~んと誰もいらっしゃらない中 登拝しに
行ったのですが 結構 急な登り坂の場所があり じゃり石で滑りそうになりながら
ここから落ちたら 誰にも助けてもらえないなんて ふと思ったのを記憶しています爆笑

そして 貸し切り状態の牛尾宮と三宮宮についたときに わけもなく涙があふれました。

もう 止まらないのです。涙が。。

そして そこからの景色を目にしながら・・・

自分の存在自体に感謝する思い??感覚がぶわぁっと広がりました。

存在そのものへの祝福です。


これは 「〇〇〇 〇〇〇(私の名前)」という人間への…というのではなく

「在る」こと それそのものが祝福でした。


そのときに それまでの人生「〇〇〇 〇〇〇(私の名前)」として経験してきた
全てのものが 感謝に変わったのです。


つらかったことも 悲しかったことも 嫌いなあの人も 苦手なあの人も・・・

もう 全てが感謝でしかない。。


およそ 時間にして 数分間だったでしょうか。。


盤の上の黒いオセロが一気に全て白いオセロにひっくり返ったような感覚です。


「なんだ。。。 全部 大丈夫なんだ(愛しかない)。」と感じていました。


不思議な感覚を覚えながら 涙をふいて 神様にお礼を言って下山しました。


この感覚をなるべく身体に心に刻んでおこうと思いながら 

いつかこの肉体を卒業するときはこの感覚で この現世を超えていきたいなぁと思ったのを
思い出します。


今日は 不思議な体験をしたお話でした照れ