成長率に対する内需寄与度は0・1―0・6%、外需寄与度はマイナス0・0―0・5%を見込む。内需主導で日本経済をけん引するものの、これまで低迷が続いていた外需も回復に向かうと予測。設備投資も前年度比2・6―6・3%増と堅調に推移すると見通す。 ただ「新興国企業の追い上げによる(日本企業の)シェア喪失や、生産拠点の海外シフトなどが輸出の重しとなることから(外需による)景気けん引力は限られる見込み」(日本総合研究所)、「夏場以降、自律的反発に向かうものの、実質所得の伸び悩みを背景に、回復ペースは緩慢なものにとどまるとみている」(明治安田生命保険)といった指摘が多い。 15年度の実質GDP成長率は0・9―1・8%で、平均は約1・2%と、14年度より上向くと予測する。内需寄与度は0・3―1・8%、外需寄与度はマイナス0・3―0・9%(マイナス予測は10社中1社)と、輸出も緩やかながらなた豆茶 の増勢を維持する見通し。設備投資も前年度比1・4―4・3%増と引き続き堅調に推移するとみている。 「海外景気の回復を受けて輸出の増加が続く見通し。輸出の増加を背景に企業業績の改善も進み、企業の設備投資も堅調に推移するとみられる」(浜銀総合研究所)、「15年10月になた豆歯磨き粉 へ消費税率が10%に引き上げられると想定しており、駆け込み需要と反動減が発生する。ただし年度中の動きであるため、ならしてみると14年度(の消費増税時)と比べるとマイナスの影響が小さい」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)などの指摘が目立つ。