■日本人現地採用社員の評価
日系精密部品メーカーのこの会社では、深センの工場に現地採用日本人を積極的に活用している。
生産管理などの職種で新卒を育成し、会社は長期戦力で期待をよせる。
Q:日本人である必要は?
A:やはりお客様が日本人ですので、
工場での営業職、製品のクレーム対応は日本人でないと、対応できません。
Q:現地採用日本人の評価は?
A:人によります。頑張る社員は駐在員以上に頑張っています。ダメな社員も中には過去いましたが…。対日本人相手のポジションにおいては、安心感・対応力で評価を得ています。また高スキルな技術者においても、中国人育成において、不可欠なポジションとなっています。
【今回のまとめ】やはり日本人も必要なポジションにおいては今後も需要はあるようです。
■緊急チェック!中国所得税徴税強化!
2004年3月に中国の国家税務総局が外国人に対しての所得税徴収強化を公布した。
(写真:深セン-香港フェリー 蛇口(ジャコウ)フェリーターミナル)
中国の所得税
は以前にも取り上げましたが、日本よりも税率がかなり高い。
今までとりわけ華南地区では、節税のための様々な方法で税逃れが、多くみられたが、今後はもう逃げ道はなさそうだ。
現在、中国地区・香港(中国で所得の発生が有る方)で働いている日本人の方は要チェックである。
2004年7月から罰金・延滞金も課せられる。
この罰金・延滞金も年率は高いし、罰金についても0・5倍以上5倍以下。
2004年6月までに修正申告すれば、
1、過去の申告漏れ分については罰金免除。
2、延滞金は1日0.05%と低率
雇用者とその社員に適用になる。
(参考:週刊香港No.278・2004/4/29より)
*当サイト情報は参考程度に留めていただき、最終的にはご自身でご確認願います。
【今回のまとめ】いやあ、いつか来るとは思ってましたが、大変です。思い当たる方はすぐに動いたほうがよいでしょう。
■中国華南地区の求人:日本人営業担当
今回は日本人営業担当。
最近では日系企業の多くは日本語のできるローカル中国人を活用している。
ただ、お客さんが日本人で比較的年配の方、あるいは大口の大手企業だったりするポジションには日本人を活用するケースが多い。
主な理由としては
1,無理な注文にも臨機応変に対応できる。
2,微妙な言葉のニュアンスのやりとりが必要。
3,新規開拓営業の場合、日本人営業でないと面会してくれない等が挙げられます。
そして求める人材像としての特徴は1,北京語でのコミュニケーション能力2,新卒でも応募可能3,業界経験がある即戦力等が挙げられます。ここで特徴としておもしろいのは、コミュニケーション能力があれば、新卒においても中国華南地区では買い手市場であるといえます。北京語ができる新卒であれば、敢えて他で染まっていない新卒を一から育てたいという企業も結構あるのです。■新卒給与相場 【今回のまとめ】北京語ができれば新卒もひっぱりだこですよ。但 し、華南地区での傾向です。上海・北京エリアでは苦戦していると聞きます。
■日本人を現地採用する理由
今回は華南地区の現地日系企業の日本人現地採用の理由についてお伝え致します。
(写真:香港-広州東、直通列車:広東省東莞市常平駅)
最近は現地採用日本人を積極的に採用する企業と日本人社員は本社からの出向者のみ、つまり駐在員のみの企業とさらにローカル中国人活用を徹底するローカル化推進企業に大きく大別される傾向があります。
現地採用日本人を採用する主な理由としては
1、駐在員では人件費が高いためコスト削減、
2、中国工場実務に長けた即戦力を活用しローカルスタッフの育成の為などが挙げられます。
なかにはローカルスタッフでうまくいかず核となるポジションについては日本人を活用しているケースも聞きます。
基本的に現地ローカルスタッフを活用している。
ただし、ローカルスタッフではどうしても対応できない
ポジション、立ち上げポジション、そしてまだ育成が必要なポジションに日本人を活用しているようです。
【今回のまとめ】
どういうポジションに敢えてコストの高い日本人が必要なのか?
またその理由について考えてみる必要があるでしょう。
■現地日系企業の住宅・食事サポート
中国華南地区での日系企業における現地採用日本人の
福利厚生面の傾向についてお伝えしています。
(写真:広東省深セン市羅湖(ローウ)駅前)
今回は住宅・食事サポートについて。
企業側から従業員に対して給与とは別に
サポートがつく。
住宅サポート:サポート率=90%
工場から住宅までの車の送迎つきで
(治安上の問題で…)
日本人専用住宅がサポートされる。
もちろんテレビ・冷蔵庫・クーラー・洗濯機などの
生活必需品もつく。
但し、上限1500元など、それ以上は
自己負担であとは自分で
住む場所を好きに決めるケースも最近増えている。
部屋も一人暮しには十分なスペース。
女性でも問題ないはず…。
セキュリティも万全なはず。。。
注意点てしては
住宅タイプが
アパート・マンションタイプ
工場隣接型寮タイプ
があるということです。
それぞれ好みがあるので
それ以上はふれませんが…
なかにはクーラーなし、セキュリティーが…
など様々なケースを聞かれるので
面接時にできれば詳細確認または
住宅視察を行った方がよいでしょう。
*当サイト情報は参考程度に留めていただき、最終的にはご自身でご確認願います。
食事サポート:サポート率=60%以前はほぼカバーされていたサポートだが最近は企業によってまちまち…。
昼夜完全サポート…寮の場合に多い。日本料理専用コックがいて単身者にはありがたいサポート。
昼のみ工場食堂サポート:勤務時間中のみ工場で日本食が食べられる。
サポートなし:市街のスーパーで食材を買出し、自分で自炊。。。ついつい仲間と日本料理屋に繰り出している話しを良く聞きます
【今回のまとめ】最近では日本人女性・新卒の華南地区進出も多くなってきています。
まだまだ治安の悪いエリアもあるのであくまで海外にいるということを忘れずに…
■現地採用日本人の所得税について
今回は現地:中国華南地区での所得税についてお伝えします。
(写真:広深鉄道 深セン-広州東)
就職活動されている方のほとんどが
この所得税について知らないようです。
日本の所得税よりも税率が高いことに驚かされます。
また、所得額によって税率が分かれます。
下記に毎月徴収される税率を記載いたします。
1、5000元超-20000元:20%
2、20000元超~40000元: 25%
3、40000元超~60000元 :30%
(参考:中小企業総合事業団
・J-NET21
・Q&A道場
より)
*当サイト情報は参考程度に留めていただき、最終的にはご自身でご確認願います。
■現地日系企業の給与相場で例をあげてみよう。
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例1)15000元で営業として働いている日本人男性Aさんの場合(個人負担方式)
※会社負担の場合の計算方法は異なります。
15000元-4000元(外国籍経費)×20%=2200元2200元-375元(速算控除)=1825元
約21000円の給与のうち約25550円が所得税として徴収されることになります。
手取りは184550円となります。
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例2)30000元で生産管理部長として働いている日本人男性Bさんの場合(個人負担方式)
※会社負担の場合の計算方法は異なります。
30000元-4000元(外国籍経費)×25%=6500元
6500元-1375元(速算控除)=5125元約420000円の給与のうち約71750円が所得税として徴収されることになります。
手取りは348250円となります。
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*課税給与所得は外国籍経費控除額として4000元を控除される。
*速算控除は10000-24000→375元24001-44000→1375元44001-64000→3375元64001-84000→6375元*速算控除とは、税額が簡単に計算できるように、課税標準額に相当する段階の税率をかけた後で差し引く額です。
現在ほとんどの現地日系企業ではこの所得税については個人負担と会社負担の二通りがあるようです。
ですから、給与交渉の際、所得税も視野に入れて交渉が必要です
。
【今回のまとめ】所得税も計算に入れて、給与交渉しましょう。
■現地日系企業の給与相場
今回は中国華南地区での日系企業における現地採用日本人の福利厚生面の傾向についてお伝えします。
今回は給与相場について。
華南地区は華北・華中地区よりも給与相場は高いことで知られている。
まだまだ求人需要よりも人材供給の方が不足しているといえよう。
とりわけ上海などに比べ新卒向け求人が多いのも特徴といえます。
(写真:広東省深セン市羅湖(ローウ)駅舎)
*当サイト情報は参考程度に留めていただき、最終的にはご自身でご確認願います。
給与:【営業・購買・生産管理・品質管理・秘書・通訳等】
新卒:10000HK$-13000HK$
実務経験:3-5年13000HK$-18000HK$
実務経験:5-10年16000HK$-20000HK$
【課長・部長・金型成形技術者等】
課長:20000HK$-25000HK$部長:25000HK$-35000HK$
金型成形技術者:20000HK$-50000HK$(1HK$=約14円)
(*あくまでもおおよその参考)
【今回のまとめ】家賃が1500HK$程度なので、十分生活はできる金額でしょう。
■製造業の工場技術者の国際化の波
とりわけ中国華南地区においてもっとも顕著である。
特に6-7月にかけての賞与支給後を見越して
過去に中国で駐在していたり中国出張の多い技術者層が、
現地採用でも活気溢れる中国で活躍の場を求めているようである。
先週、お問い合わせいただいた大手電機メーカーで品質管理部長として赴任していた50代のAさんは年収800万円だが、日本帰国がどうしても嫌で、思いきって転職を決意した。
一度は国内に帰国するが、やはり活気のある中国に舞い戻ってくるケースも増えている。
現在、Aさんは中堅電子部品メーカーで内定をもらい、本人は決意を決め、家族を説得してる。
そうまでしても、この中国マーケットを相手に果敢にチャレンジしている、国際派人間が毎月増えている。
【今回のまとめ】こうしたところにも製造業の国際化の波は押し寄せているようである。




