10月1日に、ジャパン・オープンが開かれましたが、もうすでに
生観戦された方や、テレビ観戦された方などいらっしゃると思います。(*^▽^*)


私は、テレビでの観戦となりましたが、今年は日本チームは連覇とならず、
3位という残念な結果に終わってしまいました。

今年のジャパン・オープンは、浅田真央選手の不在から始まり、
安藤選手の今季休養宣言も出されるという寂しさを伴うものとなりました。
その影響もあったかもしれません。

今年のジャパン・オープンで男子と女子ともに、高得点をあげた選手は
男子では、カナダのパトリック・チャン選手、女子では、ロシアの
エリザベート・トクタムショワさん、どちらの選手もジャンプ力に
特徴がありました。

パトリック選手はすでに4月に行われた世界選手権の金メダリストでありますし、
エリザベート選手は、これからのフィギュア界のトップに彗星のごとく
現れた選手であります。

日本選手をはじめ、この両選手と、その他気になる選手を紹介していきますね。(^∇^)

初めに、ジャパン・オープンでの選手の演技の紹介と
次に、10月21日より始まるグランプリ・シリーズの詳細と
最後に、毎週水曜日に放送されるチュッキョ・フィギュアの放送された
内容などを紹介していきたいと思います*^▽^*)。

【こちらの記事での動画は、持ち主の方よりお借りしています】




ジャパン・オープン


小塚崇彦
小塚選手の今季フリーは、『風の谷のナウシカ』より選曲されました。
ナウシカは、ジブリ映画のヒロインの中で、一番好きなキャラクターなだけに、
しかも、男子がこれを選んだところに、勇気を感じました。
まだ無名に近いころの久石譲さんが、作られたこの曲もとてもいいです。


4回転も転倒したものの、だんだん良くなってきています。これが、
確実に決められるようになれば、常にトップ争いに絡める選手に^^
ますます応援したくなりました!




高橋大輔
高橋選手は、怪我等の調整不足もあり、ジャンプや演技に十分な
手ごたえを得られないままジャパン・オープンを迎えられたので、
もう少し滑りこまれるといつもの滑りが出来るのではないかと思います。(^∇^)

楽曲は、エディ・ルイスの『Blues For Klook』

今季は、ブルースを選曲されました。





鈴木明子

鈴木選手の選ばれた楽曲は、ヨハン・シュトラウスの『コウモリ』です、
軽快なワルツを観てみましょう!!

ステップがとてもワルツにあっています。




安藤美姫

最下位ではありましたが、今季休養宣言をされているとのこと
いろいろ調整などもえいきょうしたのかもしえないです。
今季はもう観られない安藤選手のフリーの演技です、
どうかご覧になってみてください。(^∇^)

楽曲は、トマゾ・アルビノーニの『アダージョ~パッション』より


次回、記事にする予定のカーニバル・オン・アイスでは、
物凄い演技を観ることが出来ます!




カナダのパトリック・チャン選手
ジャンプで転倒したものの、高得点をあげてみごと優勝されました。
しかし、3回の転倒にしては、演技構成点が84.06となっています。
これは、2位のガチンスキー選手の74.78と、10点近い差があります。
こんなに、点差が開くのは、謎であります。
詳しい点数は、こちらのプロトコルで見ることができます。

楽曲は、ホアキン・ロドリーゴの 『アランフェス協奏曲』より

パトリック選手は、ジャンプ力はあると思いますが、芸術的な面からみると
まだまだ伸びる可能性があるにもかかわらず、この高得点は・・・
素人目に観ただけではありますが、やはり謎であります(@Д@;



ロシアのエリザベート・トクタムショワ選手
トリプル・トリプルを2度決めた、若干14歳のエリザベート選手は、
これからの女子フィギュアにとって、強敵が現れたな~と感じました。
恐るべしロシアの底力を観させてもらったという感じです。
楽曲は、ミシェル・ペトルチアーニの『ベサメ・ムーチョ』より

浅田真央選手には、アクセルとのコンビネーションと
トリプル・トリプルを是非とも入れてほしいところであります!
真央ちゃんがばってo(〃^▽^〃)o



スペシャルゲストの羽生結弦選手
今季成長著しい、羽生選手の演技です!
楽曲は、チャイコフスキー作曲(川井郁子)『ホワイト・レジェンド 白鳥の湖より』

今季は、4回転を果敢に挑戦されています。羽生選手の芸術性と、柔軟性、
持ちまえた表現力に、ジャンプ力が加われば、必ずやトップに上り詰めることが
できる選手になると期待しています。(*^▽^*)




グランプり・シリーズ

10月21日、アメリカ大会を皮切りとして、グランプリ・シリーズが
開幕されます。

$ルカママの絵日記

「氷上サバイバル 世界一決定戦」グランプリシリーズ2011
フィギュアスケート界において、オリンピック、世界選手権と並ぶ三大大会の1つ、世界一決定戦「グランプリシリーズ/ファイナル」。世界一を決めるこの「グランプリファイナル」に出場できるのは、アメリカ、カナダ、中国、日本、フランス、ロシアの世界6各国を転戦する「グランプリシリーズ」を勝ち抜いた上位6名のみ。各大会での獲得ポイントでグランプリファイナル出場が決まる。グランプリシリーズ/グランプリファイナルは、世界規模でNO1を決める戦いなのである。
※今年から出場規定が改定され世界選手権で6位までに入ったシード選手は1人最大3大会まで出場できるようになった。

これまで以上に激しい戦いに!
今年のグランプリシリーズから各大会男女シングルの出場数が最大10人に改定された。
ペア・アイスダンスは8組。(昨年までは男女は最大12名が出場。)
これによりランキング上位選手、まさに強いものしか参加できなくなったグランプリシリーズ。昨年まで以上に激しいファイナル進出争いが繰り広げられる!
その激しくも美しい戦いを制して世界一の栄冠を手にするのは!?
source

グランプリ・シリーズを制してほしい選手は、高橋・小塚選手を始めとした
日本人選手はもちろんのことですが、私は、今季一押しの羽生結弦選手と、
浅田真央選手に、表彰台に是非登ってもらいたいと思っています。(*^▽^*)




チュッキョ・フィギュア

本田 いよいよ愛知でのシーズン初戦、中部フィギュアスケート選手権大会が始まりました。

ノービスAクラス優勝、酒井祐香選手、小学6年生。
テンポのいい滑りと豊かな表現力、そして3回転ジャンプもバッチリ!
決めます。

この日、特に目立ったのが“スケーティングと音楽の一体感”。
140センチと小柄ながら、全身を大きく使ってイキイキと演技をします。
最後に、ループジャンプからダブルアクセルもしっかりと着氷。
これからが楽しみな選手が、また一人現れました。

激戦の女子ジュニアを制したのは、本郷理華選手。

本郷選手は小学4年生の時、ふるさと仙台のリンクが閉鎖された為、
練習場所を求めて名古屋へ。
鈴木明子選手を育てた長久保裕コーチの下、練習に励んできました。
今回の大会では、難易度の高いルッツジャンプやフリップジャンプなどを
次々と成功。

ラストのステップでも、滑らかなスケーティングを披露します。        

ショートプログラム2位から、逆転でジュニアクラス、初優勝。
次は、11月の西日本選手権で上位入賞が期待されます。

会場からの大きな声援を受け登場した、村上佳菜子選手。
初めて海外の振付師、マリナ・ズエワに依頼したフリーの演技は、
バレリーナをイメージしたものです。
まずは冒頭の3回転ルッツを鮮やかに決めると、
今シーズン最も課題としている3回転ループも成功させます。 

これまでは“元気な佳菜ちゃん”といったイメージでしたが、
シニア2年目の今年は、大人らしさを追及。
来月11月7日に17歳になる村上選手。
大人の演技で更なる成長をみせ、
今シーズンの活躍がますます楽しみになりました。


                  本田キャスター取材日記より


動画はこちらです
   




もう直ぐシーズン到来となります。
お付き合いくださいましてありがとうございます。