５０の手習いで楽器を始める前に躊躇した２つの問題点
まず１つ目の騒音問題振動問題？は無事解決しましたが、
もう１つ
楽譜が読めない問題
楽譜なんて中学の音楽の授業以来だし、
当時も教科書内の楽譜に
ドレミでフリガナを書き込んじゃってました
その方が練習がスムーズにはかどるし、
曲名も歌詞も全く覚えていないのに
今でも時々鼻歌で出てくるほど
ドレミで頭の中にこびり付いちゃってます
短い曲ならこの方法でも十分なのかもしれませんが、
５０過ぎの私の夢は果てしなく広がって
楽譜にフリガナを書かない
サックスを習い始める前に決意して
ドレミファソラシドの位置を
頭に叩き込んでから挑みました。
が、しかし。。。
♬ドレミファソラシド♬って世界共通じゃないんです
私の先生はアメリカ人なんですが、
アメリカでは♬CDEFGABC♬なんだそうですよ
（ご存じでした？
）
日本も元々は♬はにほへといろは♬だったそうで、
（今更ながらト音記号やハ長調ってそういう事だったんだ
…レベル）
しかも
私と同じレベルの方
お気づきになりました？
♬ABCDEFG♬ じゃなくて ♬CDEFGABC♬
ド＝Ｃ から始まるんです
（この意味も検索したけど長くなるのでここでは省きます）
２重苦
。。。いや３重苦。。。４重苦。。。
楽譜すらまともに読めない私がCDBで覚え直すより
先生にドレミでレッスンしてもらえないか相談してみると、
すぐ慣れるから大丈夫
スマイルで簡単そうに言われたけど
たぶん先生もドレミを覚える気がないと思われる
でも不思議なことに、
ここまで簡単そうに言われると
なんだか出来そうな気がしてきた
１回目のレッスンは楽譜を見るまでもなく、
まっさらな楽器を組み立てる所から始まって、
マウスピースのみでなんとか音を出せたところで終了～
２回目のレッスンでついにその時が
じゃ～コレ吹いてみて
お手本も無く、突然目の前に出された楽譜を行き当たりばったりで
基本的に褒めて伸ばすのがアメリカ流ですが、
無茶振りもすごい
でも不思議
フリガナ無しで初見で吹けた
もちろん簡単な楽譜なんですが
初見で吹いてる自分にビックリ
学生の頃に第二外国語でドイツ語を選択したんですが
あまりにも頭に入らな過ぎて
ドイツ語に比べれば英語の方が楽に感じた感覚と似てるかも。
自分の中では難しい事も
更にその１段階、２段階、難しい事に比べると
それまで難しいと思っていた事が簡単に感じられるミラクル。
先生にアルファベットで説明されてもＢってなんだっけ
の部分にひっかかり、
Ｃから順番に指を折りながら…最後の方だからかなりやっかいで
やっとの思いで導き出した瞬間 シ だぁと思わず日本語でポロリ。
すると先生が Ｃ じゃなくて Ｂ だよ と
いえいえ、
私が言ったのは Ｃ ではなくて シ の方。。。
余計ややこしくなって
毎回ヨガクラス以上に滝汗かいてます
口頭だとこんな感じになってしまうので、
楽譜を見ながら吹く時はのびのびと
はじめの頃はアルファベットで慣れるように必死で、
小学校の頃に九九を覚えた要領で
夫に Dは？ Bは？ と、
突然ふってもらって答えられる訓練をしていましたが、
夫の方が間違っていることも多く
さすがに先生も私の頭の中までは見えないだろうから
堂々とドレミで考えることに決めました
フリガナが無くてもドレミで考えられる幸せたるや
高級チョコレートっぽくも見えますが
中身はサックスの音を出すのに欠かせないリードです。
１枚ずつ袋から出して日付と番号をふり、
水に浸して乾かしてを何度か繰り返して
リードを育てるという一手間も嫌いじゃない