こんにちは

龍妃花ですおとめ座ピンク薔薇

 

 

この物語 「十三の龍の封印を解く」 は、
なおこと龍たちの 神秘的な冒険 を描いたファンタジーです。

ぜひ、リラックスしながらお楽しみくださいね! ☕🍰

 

🌟 最初から読みたい方はこちら! ↓

 

 

💫 ここまで読んでくださった皆さまへ 💫

ついに、白龍の試練が終幕を迎えます。
なおこは、自らの恐れを超え、白龍と真に繋がる瞬間を迎えました。

ですが、これは物語の終わりではなく、新たな旅の始まり
なおこが見た「十二の龍のビジョン」が示すものとは?
彼女が歩むべき道の先に、どんな試練が待ち受けているのか?

🌟 「白龍の封印が解かれた今、なおこの運命は次なるステージへ──。」

それでは、第七章 「白龍の試練──終幕」 をお楽しみください!✨

📖 次なる物語が、ここから始まります──。

 

 

 

📖 第七章 新たなる旅立ち─終幕

「古の力、未来の扉」

── 静寂が訪れた。

時間が止まったようだった。
空間を包んでいた光は穏やかに揺れ、まるで呼吸をするかのように脈動している。

 

 

なおこは、白龍を見上げた。
目の前にあるのは、もはや石像ではない。
 

真の姿を取り戻した、目覚めし龍。

金色の瞳がまっすぐに彼女を見据える。

 

 


 

その視線を受けながら、なおこはゆっくりと息を吸い込んだ。

 

── これが試練の終わり。そして、始まり。

 

彼女の掌には、熱を帯びた紋章が刻まれていた。
 

白龍の力を証明する印。

 

それが輝きを増すと同時に、なおこの意識の奥底に鮮明なビジョンが走る。

 

🌿 静寂の森、深く眠る 緑龍。
🔥 光と音楽が織りなす、紅龍の試練
💧 深海の暗闇、鎖に囚われた玄藍龍

 

── そして、世界の各地に散らばる十二の龍の存在

 

 

なおこは目を見開いた。

彼女が解放したのは、白龍ただ一柱。
残された十二の龍たちは、今も封印され、目覚めを待っている。

 

 

白龍の背後に、光の道が開かれた。

それはまっすぐに続き、なおこを次の地へと誘っている。

 

 

この道の先に、すべての答えがある──。

 

彼女は迷わなかった。

試練を超えた今、その歩みを止める理由はどこにもない。

 

風が吹く。
光の粒が、なおこの周囲を舞う。

 

なおこは、ゆっくりと瞼を閉じ、そして再び目を開けた。
その瞳には、迷いも恐れもなかった。

 

「私は行く。── すべての龍を目覚めさせ、

失われたレムリアへと導くために。。」

 

風が髪を揺らす。
彼女は、光の中へと歩みを進めた──。

 

 

✨ 第一章──完

 

 

 

 

🔮 次回予告 ── 緑龍の守護者 🐉💙

白龍の封印を解いたなおこは、次なる導きを受け、青龍の眠る森へと足を運ぶ。

しかし、封印の手がかりはあまりに曖昧だった。
そんな彼女の前に現れたのは、森と共に生きる女性・翡翠

 

静寂に包まれた森、水鏡の湖に映る影──
それは眠れる龍の気配か、それとも……?

 

🌊 次回、新たな出会いが運命を紡ぐ──!