この話を聞いた日本人留学生の感想が、 | emi ☆ blog

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レッスン情報*愛犬チワワ*Hula is Life*~Hulaへの旅~*



当時のベトナムは
共産主義に変わった頃で、

彼の生家は商売をしていて裕福だったが
家も財産も全て取り上げられ

お父様は脳梗塞で麻痺が残り半身不随
妹と共にベトナムに残し
お母様と新天地を求め船に乗り込んだ。


エンジンもどうかという古い船、
壊れればもちろん漂流
日照り・雨・台風・荒波…
お金を払って乗り込んだ船でも
身の保証は無い。


船の上は男達、女は船底に。


女達は当然のように襲われたりするが、
そんなことで文句を言ったりすれば
すぐ船から放り出されてしまう。
いつも身の危険を感じ
怯えながら船底にいる。




大きな船やタンカーが
見つけてくれるか
近くを航行すれば万が一に助かるが、
生きていればの話。


もはや航海ではなく漂流。



病気
飢餓




飲み物は当然、排泄物。
リーダーから皆んなに配られる肉。
しかし、その肉が何なのかは
誰も何も聞かない。
わかっているからだ。
食えるものは食って命をつなぐ。



極限



波のままに
風のままに
希望を失いかけた頃、


運良く船に見つけてもらい
命からがら
お母様とたどり着いた島。



その島の教会の人達の支援のお陰で
無事にお父様と妹をその地に
呼び寄せることができた。


ミッション系の
公立の学校に進むことができた彼は
アルバイトをしながら
猛勉強に猛勉強をして首席で卒業。

彼の人柄もあり、
支援する人はきっと多かったであろう。
たくさんの人の支援を受け
医師になる夢を持ち本土へ行った。




今はきっと
素晴らしい医師になっているに違いない。






そしてタイトル
某有名大学卒の日本人留学生が
この話を聞いて言った感想が、

「 そんなの(勉強するのは)当たり前じゃないか 」



ヽ(`Д´)ノ
お前もBoat peopleになって
船に乗ってこい!!






( ´ ▽ ` )ノ  @Hawai'i   昔の話ね