イタリアンバール(Bar)とはどんなところか? | 茶雄のブログ

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Ciao! Buongiorno!! こんにちは!

 

今日はイタリアのBar(バール)について書こうと思います。

「Bar?おつまみとか、お酒を楽しんだりするところでは?」と思う方が多いかもしれません、、、

確かに食事やお酒も楽しめるのですが、バールはそれだけではないのです! (な、なんだって!?)

出典:taliazuki.com

バールは「Bar」とバーやバルと同じ綴りです。実際、バールという形態を生み出したマナレージさんはアメリカの西部劇に出てくるカウンターをイメージし、アメリカのショットバーの影響を受けて、Barとつけたとされています。

 

バールはイタリア全土に15~16万軒あるとされていて、朝から晩まで楽しめるお店です。

  • ・・・仕事前とかにカプチーノとブリオッシュなど甘いパン系を朝ごはんとして食べたり、エスプレッソを飲んだり、、、

 

  • お昼・・・パニーノ(イタリアのサンドイッチ的な)やドルチェ(ケーキ類)などの軽食をしたり、エスプレッソを飲んだり、、、

 

  • 夕方・・・アペリティーヴォ(「食前酒」のこと、仕事帰りやこれから友達との予定とかの前に軽く1杯飲みにいったりすることなど)やハッピーアワーなどを楽しんだり、エスプレッソを飲んだり、、、

 

  • ・・・寝る前や食事の後にしめの一杯を飲みにいったり、エスプレッソを飲んだり、、、

 

、、、どれだけエスプレッソ好きなん!? って私も最初思いましたw

 

イタリアの方にとってバールでエスプレッソを飲むのはもはや生活の一部なんです。そして、自分のお気に入りのバールをみつけるんですね。  「 Mio bar (ミオ・バール = 私のバール)」というそうです。

人によっては1日に8回もバールによる方もいるらしいですよ、、、

 

 

バールの3つの要素

バールの3つの要素とは、、、バンコ、バリスタ、エスプレッソマシン!! らしい!!

出典:italiazuki.com

 

バンコ

立ち飲みができるカウンターのこと、テーブル利用とサービス料が違ってくるので、お得にカフェを飲むことができる!(日本だと同じ価格帯のところもあるので注意!スタッフさんに聞いてみて!お茶しにきたのに立って過ごすのはやだな、、、と思います。そもそもイタリアでは日本のようにカフェを飲むのにゆっくりはあまりしません、スッとバールに入り、エスプレッソを頼み、スッと飲んで、ススッとさります。いわゆる喫煙する人がタバコ吸うためにコンビニよるような感覚なのです。

ゆっくり過ごしたいならテーブル席を利用するとよいと思います。

 

バリスタ

もともとはバールを運営するスタッフさんのこと。語源もイタリア語で  Bar(バール) + ista(イスタ : 人や職人を表す) = Barista(バリスタ) からきています! 主にカフェやドリンクを提供したりします。

実はこのバリスタさん、なんと上位職が存在します。バンコ内の作業を任せられてるバンコニスタさん、そして、ドリンク(カフェ~アルコールまで)の提供からサービス、お店の管理、料理などバールのすべてを統括するバールマンさんです。

感覚的に バリスタ ➔ バンコニスタ ➔ バールマン てな感じです。

 

エスプレッソマシン

エスプレッソをいれるマシン。細かく挽いた豆を高い気圧をかけて一気に抽出する。ここから様々な商品が生まれ、感動が生まれます!

 

様々なバール

バールにもいろいろな分野に特化したものがあり、エノテカバール(ワイン)、パスティチェリアバール(お菓子系)、ピッツェリアバール(ピッツァ)などエスプレッソ以外なにが売りなのかわかります安くなっているので入りやすいのも魅力の一つです。

 

 

バンコに関してはここ日本では、お茶や休憩しに来たのに立ち飲みはと思われるのと、スターバックスさんなどのイメージが強く、商品の受け取りや返却などのカウンターと思われてしまうことが多いのが現実です、、、 バンコはコミュニケーションの場としてもいいのでもっといろんな方に知ってもらいたいですね(いまは時期がわるいので控えますが、、、w)

今後はイタリアンなお店やバールなどを紹介していければなと思います。

今後暑い日が続くと思いますがお体にお気御付けください。

 

Ciaociao!!