相方が仕事で、サウジアラビアに行くことになり、昨日出発しました。
サウジに行くにあたり、どこの航空会社を利用するかでさんざん迷った挙句、サウジアラビアの航空会社を利用することになりました。
これもプロジェクトの予算の関係で仕方なく・・しかもクライアントは、”私どもで予約をしますが、エコノミークラスです”というのにダンナのチームはブンむくれ。そりゃそうでしょう・・サウジアラビアの主要都市からさらに乗り継いでの目的地なので、合計27時間以上はかかります。
で、一番効率のいい航空会社というと必然的にサウジの航空会社に決まってしまったようです。
いろいろとネットで調べてもあまりよろしい評判じゃない・・・(汗)。
観光地でもないし、オイル関係の仕事の人しかあまり用がない国です。
行く前からかなり憂鬱状態・・・
サンフランシスコからダラスを経由してワシントンで乗り継ぎ、ジェッダからまた乗り継いで最終目的地に到着するという経路です。
ワシントンでの乗り継ぎが2時間しかなく、サウジ航空のターミナルまでかなりの長さ。それに加えて、国際線のため再チェックインが必要なので、もしも国内線が遅れたら、もう、さらにすごい時間がかかるというスリル満点の経路だったようですが、なんとか無事に乗り継ぎをすませたあとテキストメッセージが届きました。
”アルコールなし!信じれん!だれもいってくれなかった。知っていたら乗らんつーの!”という怒りの文句(爆)
思わず、メニューを見てわらってしまいました。
これだけ・・・Less is moreという言葉があるのですが、これ以上少ないものはないかも・・
さらにサウジに到着したらアルコールはなし!
でも見方をかえれば、ヘルシーメニュです。(・・て単なる慰め)
せいぜいモクテル(カクテルの変形)を楽しむしかないです。(クウェートでもこの”モクテル”を飲んだがために夕食はパスということが何度かありました。だって、甘いんです!)
座席はネットでみると、なんだか半世紀前のようだったので、どうなることやらと思っていたのですが、悪くなかったようです。
肝心の食事は?と聞くと、悪くなかったそうです。ブリアニ、アラビックスナックを頼んだそうです。
乗客は、女性もいたとのこと。でも飛行機が到着するなり、アバヤとヒジャブをすぐに着用していたといってました。
ただ・・・いきなりスケジュールを変更して延長してほしいといわれたようです。なんでもクライアントのおえらいさんが、来週のの月曜日に会いたいといきなり言ってきたのです。
本当は今週の金曜日に帰国予定だったのが、延長する羽目になりそうで、本人は嫌だいやだと言っていますが、遊牧民族の歴史を持つお国柄、できることはその場で片付けてしまったほうが後でまたなく羽目になるかもよーというと、それもありえるなぁ・・・と。
クウェートに住んでいた時はこの”いきなり特許”に何度も泣かされました。
相手の都合とか全く頭になく、思い立ったが吉日!というわけです。
アラブ諸国と仕事をするときは、もう、振り回されることになるのは必至で、話を聞いたときは”こりゃ大変なことになるかもよー”と思っていたら、どんぴしゃり。
相方は、”警告”を何度も発生してたのですが、上層部は聞く耳もたず・・
どうなることやら・・・
こちらに戻ってくるときにPatchiのチョコレートがあったら買ってきてよねーといったのはいいのですが、はたしてジェッダの空港で売っているかどうか・・・