今日9月20日は息子が生まれた日。
このブログを書いている、
ちょうどいまくらいの時間に生まれました。
そして。
私にとっての2つ目の誕生日。
息子は私が妊娠中に羊水塞栓症となり、
急性肺水腫を起こし
呼吸が止まり
ショックによるDICになったため
緊急帝王切開で誕生しました。
その場にいた全員が、
私達ふたりの最悪の事態を覚悟した6年前の今日。
私一人の体に20名以上の
ドクターと。看護スタッフを入れると
もう何人いたか分からない。
それくらいの人がいなければ
助けられなかったことだったんだと
後で主治医から聞きました。
たまたま妊娠高血圧症で
安静入院をしていたので、
たまたまシルバーウィークで
地域の小学校が運動会で勤務がいつもと違い普段は当直は受けないベテラン救命ドクターが
在院していて呼吸管理が素晴らしかったこと
たまたま一番スタッフの多い時間帯に
発症した事
たまたま関係大学病院から医師が来ていたこと
いくつものミラクルが重なったのは
医療の力だけではない
不思議な何かがあるとしか思えない。
と、普段は冷静沈着で淡々と感情を見せない
そんなイメージの主治医が話してくれました。
ほんとに、普段は感情をあまり見せない主治医の先生だったので驚いたことを覚えています。
私は安静入院で約2か月と少し。
4人部屋で同じく安静の妊婦さんと
毎日過ごしていました。
毎日トイレくらいしか歩いてはならない
日々でしたが、
幸いにも4人の仲間に出会えて
朝は「おはよー」!
とベットを仕切るカーテンを全部開け、
消灯時間に「おやすみ」
とカーテンを閉める生活。
学生時代のように合宿みたいで楽しくて
看護師さんとも世間話や、
時には体の相談も
お産を前に不安な気持ちも
毎日たくさんたくさん
おしゃべりしていました。
そんな環境だったからこそ
私の異変に気が付いてもらえたんです。
そんな楽しい病室だったからこそ、
普段から互いの様子を知り、
看護師の方々とも信頼関係が
より深まっていたと思います。
私の普段の様子と違い今日は
何やらしんどいみたい。
と感じてくれて看護師さんが
頻繁に病室を訪れてきてくれて、
すぐ対応してもらえたこと。
どれだけ多くの人たちに
感謝してもまだ足りないくらいの
たくさんの人たちに助けてもらいました。
急に起こったことだから、
一人ベットに寝ていたら
ナースコールなんて押せて
いなかったと思います。
同室の妊婦仲間の一人は
看護師さんで医療用語が分かり、
サチュレーションの数値の知識があるので
「先生!サチュレーション60切りました」
カーテン越しに聞こえる声に、
自分のベットで震えながら
私にはもう会えないかも。
と涙していたと後で聞きました。
初めてのお産がこれからというときに本当に怖い思いをさせちゃったな、と思います。
緊急帝王切開で新生児のNICUのドクターが
仮死で呼吸停止状態で生まれた息子に素早く
処置してくれました。
たくさんの事が重なって
息子は後遺症も残らずに
すくすくと成長しています。
命を失っていてもおかしくない
助かる方が奇跡的と言われる状況の中で
私は命を救ってもらい
息子は無事にこの世に誕生できました。
おかげ様という言葉では
表しきれないくらいすごいこと。
本当に皆様のおかげです。
私は何年たっても、あの時の苦しさがよみがえることがあります。
同時に、あの時私が助かったと
涙してくれた人々の顔は
今でも鮮明に思い出せます。
家族・友人・同室の仲間たち・ドクター・看護スタッフたくさんの人の顔が
思い出せます。
そんな特別な今日。
皆の顔を思い出しながら、
心から息子のお誕生日に、
ここに生まれてきてくれて
成長を見せてくれること。
今ここに生きて成長を見られることに
感謝しています。
すべてに
心から
心の底からありがとう![]()
感謝しています![]()
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