審決されました | 道具がすき

道具がすき

小千堂
 日常を細々と。
 321タティングシャトルの販売は当ブログのブックマークからご覧いただけます
 お気に召したら、お役にたったらうれしいです!

2021年(令和3年)7月7日に意匠登録出願したタティングシャトル。

 

カギ針がついていて、同時に角もついているのでカギ針の機能を保持し、かつ角が付いたシャトルで可能な糸を解く、という機能を有したものです。

 

すでにAphyuさんで321タティングシャトルとして売っています。

 

 

まずは手続きの経緯を掲載しておきます。

 

意匠登録出願

 ↓

拒 絶

 ↓

意見書提出

 ↓

拒 絶

 ↓

不服申し立てによる審判の請求

 ↓

(審査官の変更)

 ↓

審 決

 

粘りに粘って、不服申し立てまで進めました。

 

そして得た結論は「本願の意匠は、登録すべきものとする」でした。

 

つまり、通りました!

 

ずっと聞いていました。

「これは(通るのが)難しい案件」だと。

力を貸してくださった弁理士さんもうなる案件。

 

実際に「拒絶」を2回ももらっているんです。

「誰でも簡単に思いつくもの」だと原査定にも書かれました。

 

今だから言います。

 

…簡単には思い付かなかったです。

結んで解くことを、すでに形が完成形であろうタティングシャトルに持たせることができるのか?

シャトルを眺めながら、作品を結いながら、眠りながら、考えました。

 

それで出たのがこの形。

「気づく」という感じでしたが、それでも一朝一夕で出た考えではありません。

 

だから悔しさもあって、弁理士さんに熱意をもらって粘りました。

ありがとうございます。

ここまで力を貸してくださった弁理士の先生たちには頭が下がる思いです。

 

その、困難に立ち向かっていく姿勢が特に。

 

↓↓↓お世話になった弁理士さんの事務所↓↓↓

 弁理士法人 英知国際特許商標事務所