彼女はあたしのたった1人の親友で友達。
だから彼女には幸せでいてほしい。
彼女にとってその幸せがそれだとは思えない。
逃げてるだけにしかあたしの目には映らない。
人の幸せなんて…あたしが決める事じゃない。誰かが決める事じゃない。
彼女が決める事。
自分にとっての幸せ…。
自分が決める事。
だけどせめて道徳はありモラルの上にそれは立つものだと。
女としての恥じらい、女としてのプライド。
だから、彼女は錯覚してる。
ただ現実から逃げているだけなのにと。
楽しいかもしれない、気持ちいいかもしれない、満たされるのかもしれない、だけど後に寂しさや虚しさが残るそれは幸せじゃない。
いつかは現実に戻る。
その時きっと、自分を安く売り飛ばし、お金は無くなり、全て空っぽになった彼女が居て空虚感と虚無感が半端ない、そしてまた彼女はそこから抜け出したくそれを繰り返す。そしてまた後に残ったものは同じ、だからまた繰り返す。
そんなの幸せじゃない。
彼女が幸せだと言ったとしても、その幸せだけは違うと思う。
間違いも正解も分からない世の中で、普通も異常もわからない世の中で、それでも彼女の楽しさは間違えてる。
それを気付かせようとはするがあたしも決してその偽幸の中から引きずり出そうとはしない。あたしも彼女の親友と言いながら偽物。
今だって、連絡を取ってどこにいるのか聞き出し連れて帰ることだって出来る。なのにあたしはしようとしない。
偽幸と言いながら言い切れないあたしがいるからだ。
あたしが間違えてるのかもと。
彼女が楽しければと。
ただひとつ、あたしにとってブレないものとは何なんだと。
でも、彼女、君が悪いんだよ。
他人のせいになんて誰かのせいにしてばかりの生き方はやめようよ。
誰かがそうだからといって自分も同じ事をするのは誰かが悪いんじゃない、決めたのは君なんだよ。
誰かのせいにして生きるのは醜いよ。
誰かが悪いんじゃない、友達が悪いんじゃない、親が悪いんじゃない、兄弟が悪いんじゃない、上司が悪いんじゃない、同僚が悪いんじゃない、近所の人でもすれ違った人でもニュースで見た人でもない、その道を決めるのは君なんだよ。決めたのは君なんだよ。
親のせいにして投げやりになるのは、軽く希薄になるのは醜い、見苦しい、汚ない。
強くなるの。強くもつの。強く想うの。
いつか解ってくれる事を祈ってる。
空虚感も虚無感もない君を。
感情をコントロール出来ている君を。