料理の得意なばば
昔は近所の料亭で働いていて
うちのごはんを作ってから
歩いて通っていた。
仕事を辞めてからは
毎日近くのスーパーまで
歩いて買い物に行って
毎日ごはん支度をしてくれてた。
私が家を出てからも
実家に帰れば
おいしいごはんを出してくれて
次の日の分と
手土産を持たせてくれた。
今でもそれは変わらないね。
そんな変わらないばばの
変化に気付くこともなく
お母さんの
「もう最近ばばボケてきてさ〜」
にも、歳も歳だし
特に気にすることもなく
異変にやっと気付けたのは
お母さんからのSOS。
同じこと何回言っても覚えてない
何十万も銀行におろしに行ったのに
もう無いって言う
あたしに対して
お小遣いと言ってお金を渡して
「お母さんだってばばのお金
使ってるからいいんだ!」
と、お母さんが預かっていることを
勝手に使っちゃっている
と思ってしまっていたり
そこからは
どんどんいろんなことがあって。
や、
それまでにもいろいろあったのに
お母さんだけに
抱え込ませていたのかも?
この前お金をなくしてしまったばば。
2日間家中を探して
2日目には何を探しているかも
わからなかったらしく
結局あたしが実家に帰り
探して見つかった。
見つかったお金と金庫の鍵を
ばばが納得の上お母さんに預けて
そのことを忘れて
お母さんに返して!と言わないように
「お金と鍵はお母さんに預ける」
と紙に自分で書いてもらい
金庫に貼って
あたしは家に帰ってきた。
数日後
お母さんから
「ばばがお金返してって怒ってる」
と電話がきて、ばばと話をした。
またなくしたら困るから
預けたの覚えてる?
「そうだけど返してほしい」
何に使うの?
「欲しい物があった時に
買えるように持っておきたい」
そんな欲しい物がある時には
あたしが買い物に連れてってあげるよ
「何言ってもだめか、わかった」
悲しそうに、少し怒って
ばばはあたしと話すことをやめた。
前々から思っていたけど
この時覚悟を決めたのは
ばばを病院に連れて行こう
ということ。
ボケ扱いしないでと言ったり
病院嫌いなばばだから
簡単には連れて行けないよな〜と
延ばし延ばしにしていたけど
やっと行動に移せた。
明日、お母さんと
地域包括支援センター
に行ってきます!