今朝も李さんとユニオンスーパーの前で会って、山下公園に向って歩き出しました、元町商店街は今日は年に2回のチャーミングセールの最終日です、昔は売り残った物を売るのがこのセールの始まりでした、だから売り残った物や時期遅れのいい物がこの元町商店街の売りでとても人気がありましたが、もう大分前からバーゲン品を大量に前日までに運び込み、それを売る方向になっている様ですが、今でもしっかりといい物を売っている店もまだある様です、そういう店が沢山残って欲しいものです、それがこの街の発展の為には大事なことだと思います。

開港の道を山下公園に入った広場がせかいの広場だと言う事が分かり、山下公園にはそれぞれの場所に名前が付いておりますが、全てに付いている訳でも無い様で、はっきり名前がない所には工事関係者には分かりやすい様に彼達に通じる愛称で呼ばれている様です、それについてはまた違う時にお話しします、何時もの様に開港の道をポーリン橋を渡ってせかいの広場に入り、その広場の一番山下埠頭よりの下りの坂道を下りて行き、お祭り広場に入って行きます、李さんは「次を右に曲がる」の「に」、「左に曲がる。」の「に」がどうしても言えません、不思議です、理由を考えているのですがよく分かりません、それと「を」「も」「に」「が」「の」「は」などの助詞がなかなか言えません、それと「やっと」「きっと」「もっと」「売って」「買って」「言って」「やって」[あって]のような小さい「つ」がなかなか言えません、だから小さい「つ」の前で一旦言葉を止めるように言ってますが、うまく行きません、中国語にはない表現なのでしょうね、しかし頭が良さそうで、なかなか覚えがいいです,このまま日本語教室をつづけて行けば、一年後の彼のの日本語のしゃべりが楽しみです。

今日は元町商店街の一番不思議な事をお見せしておわります。地元の人もほとんど気が付いていません、と言うのは一軒だけしもた屋、つまり元町商店街の中で商売をしていない家が一軒だけあるのです,今元町商店街の景気はあまり良いとは言えない様です、1階部分だけでも5軒か6軒のテナント募集の札が掛かっている空き家があります、2階から上の部分のテナント募集を入れると、かなりの数の商売をしていない所がある訳です,また3丁目の裏通り

の角に1軒の住宅の賃貸の看板が出ております、今日はしもた屋の一軒とテナント募集の1軒の写真をお見せします。

 

朝いつものように8時10分に李さんと会って元町商店街を出口方面に向って歩き始めました、山下公園に向かうのです、商店街の右側を歩いて行きます、元町も最近は景気があまり良くないようで、歯が欠けたように店が止めて行きます、、一番驚いたのはある三階の有名洋品店が昨年撤退してやめた事でした、一か月の家賃が聞いたところ一千万円もしたようですが、一日に27万円も掛かる訳です、売り上げが単純計算で最低でも80万円は必要だという事です、洋服の利益率がいいとも思えません、だから止めもしたのですが、今でもこの街には2~3軒の空き家を示す「テナント募集」という看板が掛かってます。面白いことに私が知る限りこの商店街に一軒しもた屋があります、その事に気が付いている人が地元の元町に何人いるか調べてみたいものです。
いつも同じ所で同じ質問を李さんにしております、例えば私が時計を指して「あれは何ですか?」と聞くと、彼は「あれは時計です。」と答えてくれるのです、、最近は時計の色と形も言ってもらうようにしております、つまり「あれは白い丸い時計です。」のように言ってもらうのです。
元町中華街駅の傍を過ぎるときわは「ここは何ですか?」と聞きますと、「ここはみなとみらい線の元町中華街駅で、一番最後の駅ですと答えて貰います、そこを過ぎて谷戸坂を渡る時は、「ここは横断歩道です」と言って貰います、そして私たちは開港の道に入って行き、フランス橋,ポーリン橋を渡って山下公園に入ります、私からの質問は次のようにつづきます「今はどこを歩いておりますか?」「ここはどこですか?」「これからどっちにまがるのですか?」「この場所は何とよびますか?」「この広場は何と言いますか?」「今日の天気はいかがですか?」「これからどちらに曲がりますか❔」と言うようにして質問をして行きます。これに対して彼は必ず「この場所は世界の広場です。」という様に答えて貰います、このようにして私が質問をして、彼が答える形が私達の会話です、彼が私に質問をすることはほとんどありません、、まだその段階に達していないということですが、ゆくゆくは少しずつ私に質問をしてもらう様にして
行く予定です、昨日山下公園のバラ園を右に曲がって氷川丸に向かう時に李さんが「あっと。」叫びました、氷川丸の鎖に滅多に居ないウミネコが1羽止まっていたのです、2か月ぐらい前から気が付いておりましたが、この山下公園にはいつもは見れませんが、1週間に1~2回ウミネコがカモメに混じっていることがあります、体が明らかにカモメの2~3倍もある尾っぽが黒い鳥が混じっているのですが、これがウミネコです、それはいつもは1羽だけですオスかメスかは分かりません、とても珍しいので、いついも気を付けて探しております、初めて見たのは2か月も前だと思います、20数年前に冬の日本海の男鹿半島の漁港で数万羽のウミネコが飛び立つ壮烈な情景が今でも目の裏に焼き付いて離れません、猫の様な鳴き声をするのでそのように呼ばれております、その後20数年も何回か北の海で少ない数のウミネコをみましたが、20数年前の強烈な記憶が今の私のウミネコに対する他人からは絶対に理解出来ない幻影を掻き立てているのです、昨日は大桟橋からの帰り道に氷川丸の傍を通り過ぎようとしたら、多分行きに見た奴が氷川丸の鎖の一番上にいて、一番公園に近い鎖のところにカモメ達に混じってもっと大きい別のウミネコがいたのです、気持ちが高ぶって心臓が口から飛び出しそうでした、急いで写真を撮ろうとしましたが、一番上にいた奴が飛び去ってしまいました、残念でしたが仕方ありません、下にいた奴の写真はしっかりと撮ってありますのでお見せしたいと思います、鳥たちのいない写真とカモメだけの写真もお見せします。
最初に元町商店街のテナント募集、しもた屋の写真をだします。
1月31日朝時15分に車で旅に出ました、運転が上手い友人Kが一緒」でしたので楽でした,
伊良子岬からフェリーで三重の鳥羽に渡り、熊野、奈良県北山村、宇治、城崎温泉、丹後半島、伊根常神半島,、三方五湖、越前海岸, 東尋坊、金沢、輪島、七尾、氷見、富山、妙高、戸隠、善光寺、四万温泉、浅間山を周り、2月6日午後8時頃に横浜に帰りました、6泊7日、1都1府12県、約2。350キロのドライブ旅行をして来ました、この期間は李さんとの日本語教室はもちろんのことで休みにしました、8日から再開しましたが、それについては後日お話します。さしあたり今回の旅で撮った写真のほんのさわりをお見せします、旅の詳細についてはまた日を改めてこのブログでお話します。
 
 
明日から2月6日まで旅に出ますので、しばらくこのブログは休み、その代わりに私と友人Kさんとの旅行のブログになります。
早朝4時20に車で横浜の家を出て町田のに友人のKさんを迎いに行きます、そして町田インタより東名高速道路で浜松を経由して、伊良子岬から10時50分のフェリーで鳥羽に渡ります、志摩観光ホテルにより、そして紀伊半島を海岸線を通って尾鷲を経由して熊野に向かいます、
そこで宿泊します続きはまた書きます。
 
今日は朝の8時10分に待ち合わせ場所の元町ユニオンスーパーの前に行ったらもう李さんが待ってました、時間にはとても正確でいつも気持ちいいです、私は以前形成外科医でしたが、今は引退して、毎日好きな事をしてますが、研修医の時に差込み式の目覚まし時計を使っておりましたが、ある日夜中に電気工事で数時間停電した為に遅刻して手術に遅れてしまい、その後はすっかり信用を失った苦い経験があり、今は自分にも他人にも時間厳守が原則ですが李さんはそのことを言わなくても時間に遅れることはありません、変更がある時は前日に必ず電話があります。
今日は旧正月になって始めて会うので「新年好!」「新年快楽!」「新年健康!」「新年発財!」のうちの一つを言う中国式の挨拶を交わしました、中国式の正月の挨拶の方がすっきりしていて好きです、最近は日本の方にもそういう挨拶をしております、一瞬戸惑いを見せますが、中国式の正月の挨拶だと分かるととすぐにニコッとして納得してくれます。
李さんとの挨拶が済むと、さっそく山下公園に向かって歩き出します、歩きながら私が日本語で李さんに質問を矢継ぎ早にして、それに李さんは答えるのですが、必ず私の質問を繰り返すように答えてもらいます、例えば私が「これは何ですか?」と言えば、李さんは「これは椅子です。」と言うようにして答えるのです。もうひとつの例は私が「この看板の色は何ですか?」と言うと、李さんは「この看板の色は緑です。」と答えるのです、元町中華街駅の(4番)出口の前を通ると、私は「これは何ですか?」と聞くと、李さんは「これはみなとみらい線の元町中華街駅です。」と答えるのです。そこを過ぎてフランス橋を山下公園に向かい、ポーリン橋を渡るのですが、そ間に天気がいい時は、日向と日陰を教えます、毎日同じ事を繰り返していますので、そのうちに少しずつ主語と述語そして名詞、代名詞そして助詞も副詞なども覚えて行くでしょう、山下公園の大桟橋よりにコンビニエンスストアのハッピーローソンがあります、、問答を続けながら、20分ぐらいでそこに着き、朝のうちは空いていて、机と椅子があって、そこで最初のうちはひらがなそしてカタカナを教えました、その他にもお店のお客様との会話も少しずづおしえました、それは次回以降にお伝えしていきます。
これは氷川丸の鎖にカモメだけが止まっております、残念ながらウミネコはおりません。
それでは又次回に続く、、、