先日、運送会社から
「翌日届く予定の荷物がある」という
メールが届きました。
（事前に受取日時を指定できる
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差出人は
かつてクラウドファンディングで
支援したことがあるお店。
クラファンリターンはすでにいただいたし、
今回は注文していません。
心当たりがない荷物です。
時々、サプライズで贈り物をしてくれる
父からかな？と思って尋ねたものの、
「送ってない」と。
なんでその荷物送られてくるのか
不思議に思いつつ、
配送伝票に「◯◯様ご依頼分」などと
書かれているかも？と思ったので
翌日に届くのを待つことにしました。
翌日。実際に配送伝票を見たけど、
待っていた情報は書かれていませんでした。
そこで私がとった行動は、
受け取り辞退でした。
運送会社さんに持ち帰ってもらいました。
（こんなこと初めて）
その荷物が届くことに心当たりがないから
何かの間違いだろうと思ったし、
送りつけ詐欺に気をつけましょう
と聞いたばかりだったので、
知らないお店じゃないけど不審に感じて、
開封してから面倒なことになりたくないと
思ったからです。
なんだったんだろうな〜？と思っていた
数時間後、差出人であるお店の方から
電話をいただきました。
「コロナ禍で厳しい状況だったあの時に
支援してくださった方に、
改めてお礼として送ったものです。
中に手紙を入れたので、
事前通知はなくてもいいと思ってしまった」
とのことでした。
当時と比べて経営が上向きになっていても、
依然としてコロナは続いていて
楽ではないでしょうに、
このお心遣いには本当に驚きました。
その後再配達していただいて、
お品物をありがたく頂戴しました。
費用をかけてまで重ねてお礼をしてくださる
そのご厚意を、
私は最初「心当たりがないもの」として
はねつけてしまったのです。
この私の失敗から、
思い出したことがあります。
私の実家では
お中元•お歳暮の時期になると、
日頃お世話になっている方へ
デパートで発送手配してくるのではなく、
母が気に入っている品を取り寄せて
自ら小包を整えて発送していました。
そして
「◯日頃に届く予定です。
ささやかなものですがご笑納くださいませ」
といった内容のハガキを
小包とは別に送っていました。
夫の会社は社内の人にお中元•お歳暮NGなので、
私はこういったことをする場面がなくて
すっかり忘れていました。蘇ったかつての風景。
このような送り状（添え状）は大切と
礼法学校に通っていた時にも習いました。
こんな内容でした
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感謝の気持ちを贈り物で伝える時は、
本来は先方に直接ご挨拶にうかがった上で
品物を手渡しするのがマナーです。
しかし、
遠方に住んでいる
忙しくて都合が合わないなどの理由から
配送で済ませることが多くなっています。
品物を送るだけでは
相手に失礼になってしまうこともある。
送り状（添え状）は、
挨拶の代わりとして必要。
いつ頃届くということを
先方に伝えるのも大切。
特に食品の場合は、
先方が不在で受け取れないうちに
いたんでしまうこともあり得るので、
要注意。
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今は、贈り物を直接持参するよりも
宅配便で届けることの方が
ほとんどかも！？
送り状をハガキや封書で送るのが
正式ではあるけど、
送る相手によっては、
今の様式に合わせて
メールやSNSのメッセージ機能を使って
「伝える」のはありですよね。
今回のことは、
中にお手紙を入れてくださっていたものの、
私がそこにたどり着けず
思いを汲み取れなかったのでした。
物を送るだけで終わってしまわずに、
自分の思いが
正しく伝わるような行動を添えて、
勘違いされないようにする。
今回は私が勘違いした側だったけど、
勘違いされる側になる可能性もあるので、
心にとめておきたいなと思いました。
これって普段の生活でもビジネスでも
応用できることだなと思ったので、
みなさんにお伝えしてみました。
良い一日をお過ごしください！
Crane
2022年9月7日(水)
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