みなさん、こんにちは!

ニューデリー2年半、バンコク2年半ののち、

本帰国して2年のほっこりです。


個人ブログはこちらになりました。


駐妻ほっこりマダムのインド・バンコク・とちぎLife


はじめましての方はこちらを。

⇒⇒ 働きたいバンコク駐妻コミュニティ「まなとも」とは



「駐在帯同って、損か得か」


っていう視点に立つと、どっちなんだろう?


と、考えたことがあります。



5年前の2017年、インドの駐在が終わって、

タイにスライドする時に、お別れ会を

開催してくれた旦那の上司に、冗談ぼく


「なんで単身赴任にしなかったの?

その方がたくさん給料もらえたのにー」


と言われた時です。


私はそういう「損得勘定」があまり上手くなくて、

会社のシステムも全くわかってなかったので、

その時初めて


「えっ!そうだったんだ!」 

ってなりました。笑  


早く言ってよ!笑



あの時はありがとうございました!あー懐かしい、

インドの激甘なチョコレートケーキ!!


単身赴任すると、家族にも主人にも、

手当が出たってことなのかな。

その辺は会社によっても違うとは思いますが、


じゃあ、

もし私がフルタイムワーママで正社員で

働いていたとしたら?


私が専業主婦だったとしても、

単身赴任の方が多くもらえるのなら、


収入的に考えて、

駐在帯同に行くのは、完全に損ですよね。

キャリア的にも損。


今の日本は、転職してステップアップしていく

ことは稀です。たいがい、収入は減っちゃう。


じゃあ、それを踏まえた上で、

行くか?行かないか?を選んだら、

どうしたかなあと考えてみると…


やっぱり、

行くを選択しただろうなと思うのです。

いらすとやさん、マジで何でもあるな


そう言うと、「偉いねー」とか

「旦那さんは幸せだね」とか、よく言われる

のですが(特に行き先がインドだったため)、


正直に振り返ってみると、


家族が一緒がいいとか、旦那を支えようとか、

そういう殊勝な思いからではなかったなと思う。


ただただ、



「行ったらどうなるのか、未知の世界を

見てみたい」という、好奇心が100%だった。



あと、旦那を3人の子育てから離脱させたくない、

という計算もあった。笑


全然殊勝じゃない。


そして、本帰国した今思うのは、


その未知の経験は思惑通り手に入り、

その経験の価値はプライスレスだということ。


いろんな出来事を、複眼的に見られるように

なったなと思うのです。


たとえば、最近Twitterで、


「セルフレジを子どもにやらせると

時間がかかるので、待ってる人に悪い。

我慢させる躾をすべき」というツイートが

あり、バズってました。


皆さん、賛否両論で、

色々な意見を述べておられましたが、


その根底には、


「大人がレジをしたら速い」


という、共通の考えがありました。



インドとタイでの生活経験がある方なら

ピンと来ると思うのですが…


レジ打ちがめっちゃ速いのは、日本だけ!!


インドやタイでは、レジ打ちは店員さんですら、

超スロー!!

なんならおしゃべりしながら打つ!!

セルフレジはないけど!(今はあるのかな?!)


それにキレて「なんでこんなに遅いのか」

と叫んでいたのは、たいがい、日本人男性

だった記憶があります。

ああ、優遇され続け、社会的に弱者になった

ことのない人々よ…。


もちろん、悟りを開いて菩薩のように待ってる

日本人男性の方が多かったですけどね。


でも、レジ打ちがどんなに速くても遅くても、

まあたかが数分の違いですよね。


その数分を待てないのが日本の大人なんだな、

子どもだからと許すことができないんだな、

そこまで追い詰められた生活をしているのが

日本の大人なんだなってことなんです。


タイやインドなら、子どもがもし

セルフレジをやってたら、遅くても

責めたり「早くしなさい」とせかしたり

しないと思うんですよね。


日本の大人は、それを許す余裕がない。


そう思えるのは、やはり、

駐在帯同の経験があるからだなぁと思います。


インドで習ったアーユルヴェーダの言葉の中に、

こんな言葉があります。


「人間性は、自己を見つめ、自分の経験と

照らし合わせることで、自然に高まっていく

ものである。(中略)自己とは自分の経験に

基づくものである。多くの経験をすることで、

より深い平和感や想像力、知識、幸福感が

得られる」


駐在帯同は金銭的には「損」かもしれない。


でも、我々はお金のためだけに生きてるのでは

なくて、人生経験を積むために、この世に

生まれたと思います。


今感じてる悩みや苦しみも、人生経験を積むことに

繋がっています。


苦しんだ分、悩んだ分、人間性が広がる。


そう思うと、駐在帯同を選んだ選択は

やはり正しかったなと、本帰国してからも

ずーっと実感しています。

金銭的ではなく、人生の豊かさとして、

「得」だったなと思います。


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