こんにちは！
まなとも運営メンバーのアリーです
はじめましての方はこちらを。
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第35回
満席となりました。
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コロナの影響で、私と息子は日本に一時帰国しています
旦那の会社要請ではあったものの、命令ではなかったので、
帰る決断をしたのは、私。
3月末に一時帰国してから、半年近くが過ぎました
そして、9月にタイに戻る事に決めました。
ここに行き着くまでに、様々な葛藤があったので、
その気持ちを綴ってみたいと思います。
もともと3年の期限付きでタイに来ている私と息子は
3月末に一時帰国をすると決めた時から
「もうバンコクに戻ってこないかもしれない」という
覚悟のもと、飛行機に乗りました
そこからは、ただただ、
「コロナに罹らないように」
「子供に過度なストレスがかからないように」
という事をだけを考えながら生活し、気づけば初夏。
インターに通う息子のオンライン授業も終わり、
近くの公立小学校に「体験入学」させてもらう事になりました。
「いつまで通われますか？」
という校長先生の質問に答えられず、
「お母さんはご実家で家事手伝いですか？」
というさらなる質問に、
「いやいや、家事手伝いって、若い女の子に使うやつじゃないの？
」
と胸の中で突っ込みつつ
「そっか、私、仕事をしていないだけでなく、主婦でもないんだな」
とさらに宙ぶらりん感を感じました。
まだ飛行機は飛ばない
いつ帰れるのか、誰も分からない
でも月日はどんどん流れていく
もう、日本で普通に生活した方が楽かもしれない
と母子帰国を考え始めました。
そんな中、
「タイで就労している外国人の家族も帰国が可能」
という通達が出、
容易ではないけれど、帰る方法は示されました。
①このまま日本で母子生活をスタートし、仕事を始めるか
②タイでの生活は、残り1年程度だけど、タイに戻るか
考えた末、タイに戻る選択をしました。
タイに行って2年。
まなともに入り、グンと視野が広がり、
働けないけれど、自分が満足できる事は何なのか、
どんな事をしていると、自分は自分を認められるのか、
そんな事を考えながら、日々過ごしてきました。
そして、今回、
もうタイに戻らなくても、タイでの生活に満足し
自分で終止符を打てるのか
今回、そう考えた時に、
「まだやり切っていない」
という感情が芽生えました。
残り一年、何をしたら、
「あー、私の駐妻生活、お腹いっぱい！よし働くぞ！」
となるのか、
その答えはまだ出ていませんが、
残りのタイ生活の中で、
それを見出し、胸を張って日本に帰りたいと思っています。
私の実家は都会でもないのに、
このコロナの影響で、母子又は家族で海外から一時帰国、そのまま本帰国となる方に
たくさん出会いました。
多くの国で、「帰る」という選択肢すら与えられない状況の中、
自分で選択できるという事に、感謝しなければならないし、
「帰る」選択をした私たち家族を応援してくれる周りの人々に
改めて支えられているな、と感じました。
タイでは入国後2週間、ホテルの個室で完全隔離生活となりますが、
「お母さんと2週間ずっと一緒なんて、楽しみ～
」
とニヤニヤしてくれる6歳男児と、またとない経験を積みたいと思います。
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