先日、
第28回駐妻の「はたらく」を語ろうの会を
開催いたしました。
今日はその開催レポをお届けいたします。
４名の方が参加予定でしたが
お子さんの体調不良等で2名キャンセルとなり
参加者2名での開催。
少人数だとお一人お一人のお話を
ゆっくり伺うことができるので
これはこれで良い面もありますね。
運営チームからは
私とWakaさん、アリーさんの
3名が参加しました。
今回参加のお二人。
在タイ歴はともに1年未満ですが、
お一人は退職されて来タイされたばかり
お一人は他国からのスライドで
駐在期間は長い方でした。
今回もテーマは
「なぜ働きたいのか」
最初に自己紹介をするのですが
参加者がおふたりということで
自己紹介もいつもよりゆったりめに
これまでのバックグラウンドのほか
この会に参加しようと思った目的
それにまつわる今のタイ生活で
抱えるモヤモヤについても
お話していただきました。
タイに来られたばかりの方は
習い事を始めたり、
積極的に行動をされているけれど
これまで働いていた頃の生活との
ギャップに悩まれていたり
駐在生活が長い方は
駐妻としてやれること、行動できることは
これまでにたくさん経験されてきて
それでもなお「働きたい」
という思いを抱えて悩まれていたり。
お二人とも
行動されたうえで悩まれている、
そして
比較的悩みのポイントが明確である
のが印象的でした。
そしていつもの付箋ワーク。
「働きたい理由」
その根源にある気持ちや
何があれば今の生活が
より満足できるものになるのか
付箋に書き出して発表していただきました。
これまでの経歴も、駐在歴も
全く異なるお二人。
でもここで出てくる理由は
共通するものが多かったです。
一部ご紹介すると
●収入（お金の自由）が欲しい
●充実した日々が過ごせる
●感謝される、達成感が得られる
●成長できる
これまでお仕事を通して
これらをしっかり得ていらした
お二人だからこそ
その頃とのギャップや
「働けない」という制約に
悩まれているご様子が伝わってきました。
特に
●収入（お金の自由）が欲しい
という思いは
どうしたって駐妻生活では
なかなか叶えられない部分ですよね。
先ほども書いた通り、
既にご自身のできることを探して
行動され始めている、行動されてきた
ご参加者さまだったので
「はたかた」でのお話を通して
得ていただけることはあったかな、
と少し不安になりましたが
最後のご感想では
他の方とお話をして
こうすべきと決めつけ過ぎずに
楽しむ姿勢が大事かも、と気付いた
というお言葉をいただいたり
本を読んだり、語学の勉強をする等
新たにやってみようと思うことができた
とおっしゃっていただけて
私も嬉しく思いました。
この会でも話題になりましたが
バンコクは時々、
駐妻にとって天国
という風な言い方を
されることがあります。
確かに
バンコクでの駐妻生活や
バンコクで手に入るものの中で
自分の「好き」と合致するものが
すぐ見つかる人にとっては
天国かもしれません。
でも
仕事が、働くことが大好きだという人
日本でキャリアを積んで
十分な経済力を持っていた人
にとっては
その度合いが高ければ高いほど
「働く」「お金を稼ぐ」
ということに制限がある生活は
ちょっと苦しいところがある。
可能な範囲で
出来ることを探して
生活を充実させていても
やっぱりどこかで
我慢している方も
多いのかなと思います。
時にはその気持ちを
言葉にしてみて
自分の気持ちを認めることも
大切なことだな、と思うと同時に
「はたかた」が
それができる場であり続けたいなと
改めて感じました。
「はたかた」は毎月開催しています。
募集の際はこちらのブログで
お知らせいたしますので
『はたらく』にまつわるちょっとした
悩みやモヤモヤを抱えている方、
同じような気持ちを持つ人と
話してみたいなーという方は
ぜひ、ご参加くださいね！
