こんにちは！
まなともメンバーのカナコです。
ここ半年ほど忙しく
まなとも活動に参加できていなかったので
お久しぶりの投稿になります
先日、数年ぶりに再会した方に
「ボストンで国際機関就職セミナーに
いらっしゃいましたよね？！」
と突然言われて、
赤面した出来事がありましてw
そう、そんな日々もあった
今は英語コーチをしております。
今日は海外転勤族の私の、
キャリアに悩んだ日々の話を少し。
私は今、「英語コーチのカナコです。」
と普段自分のブログに書いてます。
が、海外生活を始めてから
長らく肩書が欲しかったんです。
6年前に妊娠がわかって
夫の住むアメリカのボストンにわたるまで
○○会社の△△のカナコ、として
深夜まで仕事人間をしていた私。
それなりにお給料ももらい、
評価や報酬をいただいていた。
それが海外に飛んで来たら、
突然ただのカナコになった！！
ボストンでは
過去私がどんな会社に勤めて
過去どんな名刺をもっていようが、
私はただのカナコという人間であって
「日本人」「専業主婦」「○○の奥さん」
という以外に何の肩書もなかった。
当時20代だったせいもあるのか
パーティや週末の集まりで
たまに出会うキャリア女性たちに会うたびに
「負けている」感がしていて。
そのカナコは、アメリカでは
周りが当たり前にやっている
コミュニケーションすらままならず。
現地ではダメ人間。
更に、夫がアメリカの私立大学院の
私費留学生だったため
低所得者層として
州から母子の栄養のための
食料クーポンを配布されるくらいで
たまに見かける日本人駐妻軍団とは
住む家も持ちものも違って
交流する気にもならずw
劣等感。。
それから夫が就職し、
それは良かったのですが、
私のコンプレックスは消えることなく。
なぜなら、夫が勤めている機関には、
女性がいっぱいいたから。
超高学歴の、バリキャリウーマンたちが。
しかも子どもがいたりして。
コミュニケーションすら
思うようにできないのに、
追い打ちをかけるように、
キラキラcoolにみえる女性たちが
たびたび我が家を訪れたり
週末のパーティ先にいたり。
これも主婦として私の仕事。
私の幸せは、
自分がキャリアを積むよりも
家族の日々の楽しみを
一つでも増やしてあげること。
と昔のノートにも書いてあって、
そう思うようにしてきたけど
心がひりひりする日も
正直あり。
で、一応私もそれなりに努力した。
世界のどこでも働けるように
「国際機関で働こう！」と思って
そういうキャリアセミナーに出てみたり
ネパールに住んでいたときは
日本語教師として働いてみたり
NGOでボランティアしてみたり。
何か資格を得よう、と思って
大学院を調べてみたり。
ときには
英語の勉強頑張ってみたり。
いっっぱいやりかけて、
私が出来ることは何なんだろう？
やりたいことは何だろう？
っていつも思ってた。
そして、バンコクへ来た。
色んな事があって
（あと3時間くらい語れるので割愛しますが）
英語コーチとして個人で働き始め。
数年前の私が喉から手が出るほどほしかった
仕事の肩書が手に入った。
英語コーチは天職、
と思ったこともある。
で、今思うのは・・・。
おい、と突っ込まれそうですが、
正直、肩書はどうでもよかった・・・！！！
5年間もかけて探していたのに
肩書がつけば満足なのかというと
そうではなかった・・！！！
（そりゃそうだ！）
何がいいたいのかわからなくなってきたけど
とにかく、私の履歴書にもかけないような
このめちゃくちゃな軌跡が
私のキャリアなんだ！ってこと。
それが私の人生に
役にたっている。
いったん全部リセットして海外に来て
いろんなものに手を出し（出せ）たり
悩んで考える時間があったおかげで
だんだん自分らしいところに
近づいてきたのかなと思う。
ま、○○在住歴や駐在は
またいつかリセットされちゃうんだけどね。
でも、
それもまた魅力。
と言わせてください
長々とお読みいただき
ありがとうございました。
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