こんにちは!
Machicoです
今日から新年度がスタート
明日から新生活が始まる人が多いのではないでしょうか
今日は
タイトルにある通り30年前のワーママをご紹介
それは私のお義母さん
御年64歳
職業 助産師
広島県在住
子ども2人
60歳で30年以上勤めた会社で定年を迎え
さらに4年間、週3パートで働き
今年の3月で完全にリタイア
私が育休をとり
職場復帰することを話したとき
お義母さんは何度もこう言った
「共働きで子供を育てるんはほんまに大変じゃけぇね」と
それもそのはず
お義母さんが1人目を出産し職場復帰したのは1982年
男女雇用機会均等法が施行されたのは1986年
育児休業法が施行されたのは1991年
国の制度としてほぼ何もない時代のワーママ
1人目生後3ヶ月で復帰
もちろん時短なんて制度はなかったから
お義母さんはフルタイムで働いた
私が一番驚いたのは夜勤をしていたこと
私も夜勤のある仕事をしていたので本当に驚いた!!
授乳もあるし夜泣きもあるし寝不足確実なのに夜勤できるの?
夜、子供どうするの?
そこはお義父さんがサポート
はっきり言って私の夫じゃ考えられない
子供が病気になったときはどうしたの?
生後間もなく保育園に入ったお義兄さんは
ありとあらゆる病気にかかったそう
「予防接種受けんくてもいいくらい色んな病気にかかったわー」
と笑いながら話していたけど
たぶんめちゃ大変だったと思う
仕事を長期に休むことはできないから
そのときはお姉さんにしばらく預かってもらったとのこと
お姉さんの家は電車で2時間の場所
病気が治らず1か月預けたとき
迎えに行ったら自分たちのことを忘れていた様子があって
ショックだったと
さらに病気が悪化して入院させてしまうことも
「さすがに仕事辞めよう思た」と
そして3年後に2人目(私の夫)出産
2人目を出産し職場復帰を考えるとき
お義母さんはある決断をする
それは引っ越して自分の両親と同居すること
会社を転職し広い家に引っ越し
子どもたちが小学校高学年になるまで両親に見てもらったそう
そして転職先の職場で定年まで働く
そこまでして働いた理由
「そりゃぁお父さんに何があるかわからんしーね。
お金いるけんねー」
と笑いながら答えてくれた
たぶんそれだけが理由ではない
お義母さんは自分のキャリアを諦めたくなかった
自分の理想のライフスタイルを実現するために
2人の息子を育て上げ
毎年夫婦で旅行に行き
60代で新しい家を建て
セカンドライフを満喫している二人
(今でも一緒にお風呂に入るくらい仲良い)
定年を迎え職場の人にもらった
記念のDVDを見せてもらったとき
お義母さんはとっても嬉しそうで晴れやかな表情をしていた
働いていたら子供を犠牲にしなきゃいけないときもある
そこまでして働きたいのかと思うときもある
でも今は国の制度があるし
色んな働き方を選択できる時代
子供と過ごす時間も大切だし
私は自分の人生も大切にしたい
それが家族の幸せにもつながると思う
最後に
2人の子どもが物心ついたとき聞いたそう
「お母さん仕事辞めようか?そしたらずっと一緒にいられるよ」
そしたら兄弟が口をそろえて
「やめんでいい。仕事辞めたら貧乏になるけん」(笑)
それ聞いてちょっと救われたんよと
私も子どもに「辞めてほしい」と言われない
ワーママになりたいなー
お読みいただきありがとうございました。
Machico
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