雨も
紫陽花も
行き帰りや
出先で
ちらり
出くわす程度
今年は
コロナウィルス
社会から
とざされ
行く場を
失いました
この世の全ては
紙一重
なくした時間
今まで
手にできなかった時間が
生まれました
掃除
片付け
雨音を聞く
紫陽花が咲く
夜が明けて
朝が来て
昼が来て
夕暮れて
夜がくる
1日1日を
こんなに丁寧に
過ごしたこと
ありませんでした
理科の観察授業を
するよう
時間を
命を
感じています
生きてゆけるのかなぁ
暮らしてゆけるのかなぁ
帰る頃には
暗くて
横になって
また
次の日を
あわただしく
むかえて
その繰り返し
以前は
千円が
1日でなくなることも
あって
今は
何日も
それで暮らせたり
してる
これから
ずっと
こうなのか
それでは
生きてゆけない
だろう
どんなに
苦しいのが
続こうと
時間や
命を
感じさせて
もらえたことに
感謝をしたい
多くの
いたらなさや
申し訳なさを
悔いる時間も
もらえました
なくすこと
失うことは
新しく
生きてゆくために
必要なのかも
しれない
今日は
ごめんなさいが
言いたかった人に
伝えることが
できました