今回は、車を利用していると必ず起こりうるトラブル、タイヤのパンクについて解説します。

あなたは、車を利用していてトラブルに巻き込まれたことはありませんか?

 

★ 目次 ★
■ JAFのロードサービス出動理由
■ 私が経験した実際に起こった事象!
■ 突然のパンク!知っておけば怖くない!
■ スペアタイヤは通常使用できない?
■ 装備品の場所を把握しておきましょう
■ スペアタイヤが無い?

JAFロードサービス出動理由

まず、こちらのランキングをご覧ください。

 

車を利用!注意すべきバッテリートラブルと悩み解決

 

ランキング2位は、タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足 28,465

 

突然巻き込まれる「タイヤのパンク」で、立往生となった場合の対処法ですね。

 

 

タイヤの場合、事前にチェックしていてもパンクは免れません、たとえ新品のタイヤに履き替えた場合でも同じです。

突然のパンク!こんな時あなたならどうします。


私が経験した実際に起こった事象!

中古車販売店を経営していましたので、お客さんの車を預かることは多くありました。

ある日、車を預かりお店に帰っている途中でした。

いきなり「プシュー」と言うかすかな音がして、ハンドルを取られました。

 

私も自動車のプロですので、ここは慌てずハザードを点灯し車を路側帯(安全を確保できる場所)に移動しました。

 

さーて腕の見せ所」と威勢よくトランクを開けてみたところ。

 

そこには、スペアタイヤもジャッキも入っていなかったのです。

 

さすがにびっくり!

 

※高速道路でパンクした場合:ハザードを付け路側帯をまたぐようにゆっくりとした速度で安全地帯やサービスエリア(パーキングエリア)まで退避してください。

高速道路の側道に止めるのは危険ですので、絶対にやめましょう。

※過去に後続車に追突され死亡事故も起きています。

 

自分で交換ができないのであれば、JAFや任意保険に付帯しているロードサービスを利用することをおススメします。


JAF入会受付の公式ページはこちらから

 

 

突然のパンク!知っておけば怖くない!


あなたの車のスペアタイヤはどこ?

いつ起こるか分からないパンク、先ほどの事象のようなことにならないよう、事前に愛車のスペアタイヤ・ジャッキなどの工具がどこに格納されているが調べておきましょう。

 

一般的なスペアタイヤの位置

1.乗用車-トランクルームの床をはぐる
2.ワゴンなど-最後部の床をはぐる
3.トラック・バンなど-最後部フロア下

 


スペアタイヤは通常使用できない?

昨今の応急用タイヤ(テンパータイヤ)は、通常使用できないようになっております。

 

あくまでも応急用であり修理工場や自宅までの移動のために使用するもので、応急用タイヤ(テンパータイヤ)を付けたまま数日走行することは危険です。

 

 

※注意:応急用タイヤ(テンパータイヤ)は、前輪駆動車の場合前輪がパンクした時には、後輪のタイヤをパンクした前輪タイヤと交換し、後輪に応急用タイヤ(テンパータイヤ)を使用します。
駆動輪(前輪駆動の場合)は、駆動だけでなく操縦も行いますよね、応急用タイヤ(テンパータイヤ)では負担が掛かり過ぎる可能性がある為禁止されているのです。


装備品の場所を把握しておきましょう

いざと言う時の為の確認作業。

タイヤのパンクだけでなく、エンジン停止・事故など、何が起こるか分かりませんね。

愛車に搭載されている各種パーツがどこにあるのか把握しておくことは重要です。

 

車載工具・発煙筒・三角表示板などは、自分だけでなく、トラブルに合われた方を助けることもできるかもしれません。

 

突然のトラブルに慌てることなく対処する為に重要なことです。

 

もし車が、道路上に緊急停止した場合、


1.まずハザードを点灯し他の車にトラブルであることを知らせましょう。
2.三角表示板を後続車が見えやすい位置に設置しましょう。(後方20~30mのところが目安です)

3.高速道路なら発煙筒を焚くのも有効です。キャップを外してマッチのように擦れば簡単に火が点きます。

※多少の雨なら消えないように工夫されています、しかし、強さに関係無くしてみることを優先しましょう、もし使えなくても買い替えるだけですので、もったいがらずに使いましょう。

 

スペアタイヤが無い?

技術のたまものとでも言いますか?「ランフラットタイヤ(RFT)」と言うタイヤを装着している車が増えています。

このタイヤは、以前のタイヤのようにすぐに空気が抜けてしまうことがありません、ですのでメーカーは最初から装備しないように変わってきていますので、ご注意ください。

 

 

それと、ハイブリッド車に多いのが、軽量化のためにスペアタイヤを装着していない場合があります、ハイブリッドカーにはパンク修理剤が備えつててありますので、パンク修理剤で応急処置をしなければなりません。

 

ランフラットタイヤの場合はパンクしたままの状態で時速80キロで80キロは走ることができるとされています。

ハイブリッドカーの場合は、あくまで応急です。

高速道路でパンクをした場合は、安全な場所に移動することを優先しましょう。


まとめ

タイや修理も時代の流れとともに変わっていています、あなたの愛車の状況を知っておくことは、突然のトラブルに対処するためには必要不可欠です。

特にタイヤは、命にかかわる可能性も秘めていますので、しっかり確認しておくことをおススメします。