アメリカのトランプ政権はマイク・ポンペオ国務長官、ジョン・ボルトン大統領補佐官が新たに就任。
二人とも北朝鮮に対しては厳しい姿勢をとるといわれており、彼らの就任が脅かされてるのだろう。
北朝鮮の金正恩がわざわざ支那(中華人民共和国)の習近平国家主席にすり寄って命乞いをしたのはこれだ。
特に、ボルトン大統領補佐官はブッシュ大統領時代の国連大使で北朝鮮に対する攻撃も視野に入れたほうがいいといってたそうだ。
アメリカはリビア方式(核開発の凍結、解体→武装解除)も選択肢としてあるようだが、北朝鮮はこれに応じるのかな?
リビアのカダフィ大佐はこれに応じて、結果的に欧州連合の軍に攻撃され、反政府勢力が勢いづいて政権崩壊。
北朝鮮がリビア方式を受け入れるのであれば、北朝鮮のこれまでの核武装やミサイル開発強化を否定されることであり外交カードを失うことになる。
これは金正恩委員長にとっては厳しい選択を迫れることになる。
ロシアに亡命して北朝鮮の人民を見捨てるのか、
それともあくまでも非核化をすると見せかけて偽装工作を繰り返すか、
それとも、徹底抗戦で最後まで核武装、ミサイル開発を進めてアメリカと対峙するのか、
選択するのは金正恩委員長だ。
北朝鮮の人民に苦しい生活を強いて、石油を無駄に使ったツケを今ここでケリをつけることになる。
ミサイル開発にしても、核実験にしても金委員長自身が署名し指示した。
墓穴を自ら堀った。
北朝鮮はリビア方式で非核化実現を ボルトン大統領補佐官 NHKニュース
4月30日 7時38分
アメリカのボルトン大統領補佐官は、アメリカが求める北朝鮮の非核化について、かつて大量破壊兵器計画を放棄したリビアを前例に、国際社会の制裁を維持しながら北朝鮮が、まずは非核化を着実に実行することが欠かせないと強調しました。
ホワイトハウスで安全保障担当のボルトン大統領補佐官は、29日、アメリカのFOXテレビの「FOXニュース・サンデー」などに出演しました。
この中でボルトン補佐官は、北朝鮮が、核を放棄する重大な決断を実際に行ったか現時点ではわからないとしたうえで「米朝首脳会談で、北朝鮮側が核の放棄という決断の証拠を示せるのか確認したい。歴史的な合意となる可能性もあるし、ならない可能性もある」と述べました。
そのうえで、アメリカが求める北朝鮮の非核化について、2003年に大量破壊兵器計画の放棄を表明し、実行に移したリビアを前例に挙げ、国際社会の制裁を維持しながら北朝鮮が、まずは非核化を着実に実行することが欠かせないと強調しました。
そして、ボルトン補佐官は「リビアでは、アメリカとイギリスの監視団がすべての核関連施設への立ち入りを認められたので、リビアへの疑念が消えていった」と述べ、北朝鮮に対する国際社会の疑念を払拭(ふっしょく)するためにも、核開発計画の完全な申告と検証が重要だと説明しました。
一方、ボルトン補佐官は、北朝鮮に拘束されている3人のアメリカ人について、「トランプ大統領の最優先事項だ。解放すれば首脳会談に向けて誠意を示すことになる」と述べ、北朝鮮の決断を見守る姿勢を示しました。
「リビア方式」核放棄を先行
リビア方式とは2003年に大量破壊兵器の放棄を表明し実行に移したリビアを前例に、核の放棄を先行させ、その後に制裁解除などの見返りを与える考え方です。
リビアでは2003年の12月に当時のカダフィ政権が、核兵器や弾道ミサイルなどの大量破壊兵器の開発計画を放棄すると表明しました。
そして、放棄を表明した直後の2003年12月末にIAEA=国際原子力機関の査察チームを受け入れたほか、表明から1か月後の2004年1月には、遠心分離機など核兵器を開発するための機材や弾道ミサイルの開発を記した文書など、合わせて25トン分をアメリカ側に引き渡しました。
これを受けて、アメリカの当時のブッシュ政権は2004年2月からリビアへの制裁を段階的に緩和。2年後の2006年にはリビアをテロ支援国家の指定から外し、大使館を開いて国交正常化を実現しました。
当時、ブッシュ政権でこのリビアの大量破壊兵器の放棄に軍縮担当の国務次官として関わっていたのが、ボルトン大統領補佐官です。ボルトン補佐官はリビア方式に基づいて、まずは北朝鮮が核開発計画の完全な申告と査察などの検証を受け入れるよう主張しました。
しかし、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は「段階的で歩調を合わせた措置を講じれば朝鮮半島の非核化の問題は解決できる」と先に述べるなど、米朝の同時並行的な措置を主張していて、立場の大きな違いが浮き彫りになっています。