こんにちは、Chuttiです!
https://youtu.be/JOk3jKq4dmk
先日、アメリカ・ボストンにて行列のできるラーメン店を経営してらっしゃる
「YumeWoKatare」のオーナー、西岡津世志さんのお話を聞く機会がありました。
西岡さんの経営するラーメン屋は、めちゃくちゃユニークで、
ラーメンを食べた後、お客さんに「夢を語ってもらう」というスタイルのお店。
売り上げ目標はなし。その代わり、年間で何個夢を語ってもらえたか、
を数えているそうです(笑)(リアルにカウンターで数えてましたw)
なぜこのような店をやるようになったかと言うと、ラーメン屋の
雇われ店長をしていたある日、友人が食べにきてくれた。
満足そうに帰っていったが、その夜、その友人が首を吊って自殺してしまった。
それをきっかけに、自殺について考えるようになった。
人は未来に希望を無くして絶望した時、死を選ぶんだと知り、
それなら自分は、夢を持ってもらうために
「夢を語る場」を作ろうと思ったそう。
京都の創業店を繁盛店にし、その後東京進出し、それも繁盛店にしたが、
全て渡嬢してアメリカへ渡る。(前出のボストンYumeWoKatareを立ち上げる)
...そして現在は日本へ戻り、
自殺者年間3万人と言われている今の日本をなんとかせねばならない、
と切迫感を感じて、夢を語れスタイルの
ラーメン屋を育成することに尽力されているそうです。
今の夢は全ての都道府県に「夢を語れ」
を作ることだ、とおっしゃっていました。
このお話にはめちゃくちゃ感銘を受けました・・・
その後、さらにネット上のインタビューなんかを見ても、
ほんと、ぶっ飛んでいます、ね

一貫しているのは、「楽しい」を軸にし、方向性を決めているということ。
海外で財布を落として、これからどうしたろう、とワクワクしてきた、といった
下りは、海外旅行が好きなワタシはちょっとわかる気がしてしまいました。w
日本だと、すべてが整い過ぎていて、満たされ過ぎていて、
危機感も薄くなるし
なかなかワクワク(ドキドキ?)することがないんですよね・・・
西岡さんの言葉でいうと
「日本だとなんでも出来る環境すぎて、自分にとっては不自由」
(めっちゃ共感
)
財布落としてワクワク、というレベルは流石に私は未達ですが(^◇^;)
整っているのが当たり前の環境で育つと、ピンチや
逆境に耐えられなくなっちゃうのかもしれないですね
西岡さんいわく「ピンチだからこそ、アイデアがわくし、
そのチャンスが降ってきたということにワクワクする
」
のだそうです・・・
「何が正しいか?」
ということにフォーカスしてきた
私たち日本人にとって、
大きな転換期である今のコロナの状況で、
西岡さんのような発想にみーんなが切り替えられたら、
全てがうまくいくような気がします。
さて、私の仕事は、
バレエの舞台で着る衣装を売るという、いわば「夢を売る仕事」です。
バレエの舞台って、ほんと、夢の世界みたいに美しい。
それを彩るお衣装。
これに誇りを持って、私も微力ながら、子供達、バレエをする人たちが
夢を叶える、夢を持つお手伝いをこれからもしていきたいなと、
そう改めて思いました
「夢は心から湧き出てくるもの。それに従うことで、毎日が楽しくなる」(西岡津世志)