こんにちは!Chutti店長の大崎です。
ご無沙汰してしまいました
ここ京都は、美しい紅葉のピークも過ぎ、いよいよ
底冷えのする季節に向けてまた時を刻もうとしています。
実は先月の26日、かの世界的バレリーナ
吉田都さん
のトークショーに行ってきました〜




このトークショーは、このたび発売される都さんの著書の
出版記念イベントで、入り口で本を売ってましたので、
モチロンそれも買って、サインまでしてもらってきました


待ちきれない気持ちを隠しつつ待っているとその時になり、
都さんは、
紺の膝下丈のニットワンピースで颯爽と登場されました
すごく細くて出で立ちが可憐・・・・本当に50歳???
座り方も、終わりまで一切崩れないのでした。
トークショーは、本の内容に沿って、
これまでの経歴や思いなどを司会者の方が
聞いて下さり、それに都さんが答えるという形で
進められました。
都さんがバレエを始めたのは9歳の時で、
衣装に憧れて始めたものの、
プロになりたいとまでは思ってらっしゃらなかったそうです。
なのに、17歳の時のローザンヌで入賞した事をきっかけに、
たった独りで異国の地へと赴く事になります。
初めに入ったバレエ団はほのぼのしていて
とても居心地が良かったのが、その後、
あるプロデューサーの目に止まり、あの有名な
ロイヤルバレエへと移籍することになります。
ここで都さんが、ロイヤルバレエの環境を「戦いの場」と
仰っていたのが印象的でした。
全員がプロになるために必死のライバル同士、予断を許さない
それはそれは厳しい環境だったそうです
もの凄いプレッシャーの中、耐え、それでも自分の
思う表現をしてこられた・・・それだけでも畏敬の念が湧いてきます
なので、ロイヤルでは心からなんでも話せる友達
というのはいなかったし、
恋人とかも自分は考えられない、と仰っていました
(都さんは、40歳の時に一般の方と結婚されています)
「世界の頂点に立ったバレリーナに会う、その言葉を直接聞くなんて、
こんな貴重すぎる機会は滅多にない!」
5mくらいの至近距離から、私は
都さんの一つ一つの言葉を噛みしめつつ、醸し出すオーラを感じようと
食い入るように見つめていました。
司会者の方が、美しい!とか、凄い!とか、何度も賞賛の言葉を
贈るのですが、それに対して変に謙虚になりすぎることもなく、
気負いがないというか・・・凛として、ごくごく自然と
受けとめられているのが印象的でした。
最後に司会者の方がいくつかの質問をしてくださったのですが、
バレエに関しては、
「いい先生に出会うことが一番大切。そのためには、
やはりご両親、お母様なのでしょうね」と・・・
「成長するためには、どれだけ多く同じ作品で舞台に立つか、
多くのリハよりも一回の本番が何よりも大切」と話されていました。
「自分が若い時は、若さというものが分からない。
若さは、失ってこそ表現できるようになるんですよ。」
と仰った時、会場から、
なるほどぉ〜〜と、うなる様な感嘆の声が。
普段おこなっているトレーニングに関しても
質問してくださったのですが、
アナザースカイ、というTV番組で以前に紹介
されたことがあるようです。
Youtubeで探したら、ありました!!
(スゴイの一言!後で観てみてくださいね^^)
↓
アナザースカイ 吉田都
ロイヤルを退団されてからは、舞台に立つことは
めっきり減ったけれど、
インプットする、観ることが増えているのだとか。
今はもう50歳という年齢なので、舞台のある時は
身体に相談しながらトレーニングして、作品を作れるようにする。
毎日のレッスンは一日も休めない。休むと戻すのが大変だから...
と仰っていました。
日本のダンサーについてアドバイスを求められると、
技術面は良いけれど、演技の部分、身体から出てくる演技というのが、
出来るようになるといいと思いますね、と決して否定せず
控えめに話されていました
トークショーは、写真撮影が禁止だったので、
都さんのお姿を撮ることができなかったのが残念

会場で伝わって来た、都さんの中にある
尊く静かなバレエへの情熱のように、
静かな興奮を胸に抱いて家路に着きました。
また、この日トークショーで声をかけていただいたお客様も
いらっしゃって、とても嬉しい一日になりました
バレエ衣装専門店Chutti